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中日国交正常化45周年を迎え、私が望む中日関係 首都師範大学牟欣悦

2017-10-11 17:08:04     cri    

 小さい時から、私はずっと日本に良い印象を持っている。私の母は仕事のためよく日本に出張し、帰るとき、毎回日本のお土産を私に買ってきてくれた。かわいい形のおもちゃでも、きれいな大人っぽい浴衣でも、一つ一つが私にとっては興味深く日本の技術に関心させられとても良い印象が持てた。だから私は大学に入学し、日本語学科を選択し、更に日本について学ぼうと思った。入学後、大学にいる日本人留学生と仲良くなり、考え方の違いや文化の違いを知り、それぞれの人の思いが伝わるようにと思い、私は中日友好のために学生交流団体に入った。団体にいる日本人留学生の話では、日本から留学してくる理由として中国の文化に興味を持ち、もっと知識を得ようと留学してくる。

 幸い、私も日本に留学することができ、現地の日本の方と仲良くなり、家族のように接してくれる日本の方もいる。その方の話では『私の曽祖父は軍人で、満州鉄道を作りに行って、家族も一緒に満州に行っていたの。祖母は日本人だけど、日本に帰りたくはないと言ってた。だけど、開戦間際になって、日本が後退していく中で、満州にいる日本人だと知られると酷い目に会うから日本に帰りなさいって、本音はずっと居たかったみたい。死ぬ前にも中国に行きたいっていってたよ。』と言っていた。

 この話を聞き、私は中国人としても驚いた。日本人でも中国と深い絆を持つ人もいる。

 中国に住んで中国人の文化を受け入れ現地にとどまりたいという気持ちを聞き、私はとても驚き、感動した。だがらもっと両国の人の交流機会を増やすため、中日友好に力を入りたい。

 しかし最近、中日関係は以前ほど緊迫していないが、必ずしもよくなったというわけではない。中国のWeiboでも、日本の2chでも、一部の人達の間では、自国の人達と一緒に相手の国を批判している。相手を罵倒し楽しんでいる人達がいる。だが、そういう人に限り、相手の国の言葉が理解できず、相手の国に行ったことがない人が多い。本すら読まず、ネットやニュースなどから安易な固定観念にとらわれ、相手を批判している。接する機会が少なく、相手の事を理解する機会がないのだ。だから両国の人々の交流を増進して誤解を減らすため、私は中日交流に何でも自分の力を入りたいと思う。

 外交関係はそれほど良くもなく悪くもない。ネットの悪口は多くても、首脳会談が行われている現状から考えても悪くはない状況だと私は思う。こんな状況の理由としては、日本へ旅行に行く中国人も多くなってきた。日本からのいろいろなノウハウを学ぶ人達が増えたからだと思う。日本人の観光客も多く両国を行き来する旅行者が増えている。一人の旅行客がしていることは、ただ旅を楽しむということだけである。しかし、多くの人々がそうすれば、新たな力となって政治にも影響を与えることができる。彼らが皆礼儀を守って、相手も皆丁寧に受け入れれば、お互いに対する印象も変わってくるかもしれない。私のような外国語学習者が皆、周りの人にそういう影響を与えていけば、異国のことを理解できることではないかと思う。お互いに理解することが出来れば、「国」と「国」関係もよくなっていくと思う。

 私は将来、中日民間交流のボランティア活動を行い、日本人に優しい中国人の姿を見せ、異文化と交流する道を探しながら、自分なりの努力を続けていく。ずっと中日関係をもっと良くなるへ向に進むように努力している。小さなことからはじめ、誰でも積極的に交流出来る場を設けていくことで新しい世界も始まると思う。私はそう信じて、未来の希望に燃えている。

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