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1時間目 世界重要農業遺産巡り プーアール茶の古代茶園と茶文化

2017-09-01 18:45:20     cri    

 雲南省の最南端、山岳地帯の中心にシーサンパンナタイ族自治州があります。ここは世界のお茶の原産地であり、プーアール茶の故郷でもあります。

 地殻変動によって地形が高い山と深い谷になり、亜熱帯気候が豊かな緑を育んでいるため、植物の種類の多さは世界屈指です。海抜1200メートルから2000メートルの森に茶樹があります。ここにいる各民族がこれを薬草のように利用したところから、人間とお茶の関係が始まったと言われています。

 雲南省の省都、昆明から南西に約500キロ。飛行機ではわずか50分でシーサンパンナに着きます。シーサンパンナにはタイ族、イ族をはじめとする13の少数民族が暮らしており、多くの人が農業に従事しています。

 2012年9月、雲南省のプーアール茶の古代茶園とお茶文化は、国連食糧農業機関によって、世界重要農業遺産に指定されました。次は、雲南省のプーアール茶の古代茶園などについて紹介しましょう。

 シーサンパンナには樹齢数百年にもなる古茶樹の栽培が続いています。その農法は古くから変わっておらず、今も農薬・肥料を使わない自然栽培が行われています。山の斜面に一本一本が独立して自生しています。ここのプーアール茶は、葉の栄養が集中し、根を深く広く張った地中から吸い上げられるミネラル成分の多い滋味ある風味が特徴です。

 古茶樹は民族によって栽培方法が少しずつ違いますが、農薬や肥料を施さないことは共通しています。人間と自然の関わり方が、茶樹の大きさや形にも現れています。このことでお茶の風味にも違いが出てきます。

 野生のお茶は他の動植物との生存競争に負けないために強い免疫力を持っています。虫や植物の嫌がる成分を多く持つようになるため、辛味やえぐみが強いものも少なくありません。

 プーアール茶好きな方は、是非、プーアール茶の原産地、シーサンパンナにお越しください。ここには、プーアール茶の古茶樹のほか、中国熱帯雨林の風景、さらに、タイ族、プーラン族、ジノー族などの少数民族の風情を楽しむこともできます。

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