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一時間目 中国国際旅行社の専門家、1990年代日本人の敦煌観光事情を語る

2017-08-11 19:03:27     cri    

観光業の専門家が敦煌の旅をご案内!


敦煌

 敦煌は、中国西北部にある甘粛省の酒泉地区に属する市です。面積は、約3万平方キロ、人口約19万人(2016年)。河西通廊または河西走廊と呼ばれる地域の西端に位置するオアシスの町で、シルクロードの中国側の出入口に当たる最も重要な地でした。

 現地には、莫高窟(世界遺産)、鳴沙山、月牙泉、玉門関、陽関、敦煌古城(映画村)、白馬塔、敦煌博物館などの有名な観光スポットがあります。

 1984年になって近郊に飛行場が完成しましたが、それまでは鉄道が通っていなかったため、約200キロ離れた鉄道の蘭新線(蘭州~ウルムチ)の柳園駅から車で行くか、幹線自動車道路の甘新公路上の安西県から分岐する安敦公路で西に120kmの行程を進みました。


1994年敦煌の梁華さん(左)

 1990年代、日本人観光客の間で敦煌観光ブームが起こりました。その理由としては、日本経済の好景気、中日友好、海外旅行ブームなどが挙げられます。また、井上靖の小説「敦煌」を原作とした映画が制作され、敦煌でロケが行われました。この作品は1988年に日本で公開、1989年には日本アカデミー賞を受賞しました。この映画の影響もあってか日本では、敦煌観光ブームになりました。

 この時間では、中国国際旅行社の専門家・鄔其興さんが、1990年代、日本人観光客はどんな交通手段で敦煌を訪れ、どこを観光したのか、どこに宿泊したのかなどについて、エピソードなどを交えて語ってくれます。一体どんな面白い経験があったのでしょうか?

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