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1時間目 中日提携によるアイドルグループ「Odyssey」がデビュー、コーヒーで結ばれる中日交流

2017-08-01 19:03:35     cri    

担当:王小燕、斉鵬

 今年も8月に入りました。少し前まで熱帯夜が続いた北京では、この頃、最低気温は24℃以下の過ごしやすい夜になっています。とは言いながら、昼間はまだ本格的な夏です。こんな中、この真夏の暑さにも負けていない情熱的なアイドルグループがデビューしました!

 中国と日本のエンタメ界が提携して送り出した男性アイドルグループ「Odyssey」の皆さんです。位置づけは 中国初の「動次元」(どうじげん)グループ。「動次元」は多くの人にとって、まだ馴染みの薄い言葉ですが、「次元の間を動く」という意味だそうです。すでに選ばれた4人のメンバーのほか、募集中の5人目のメンバーも合わせ、計5人のグループです。まだメンバーを募集中にもかかわらず、7月14日にデビュー。デビューイベントの映像や写真を見ても、5人目のメンバーだけ、漫画のお面をかぶっていました。

 デビューソングの「明日の歌」は作詞、作曲が『デジモンアドベンチャー』挿入歌「brave heart」を歌ったシンガーソングライターの宮﨑歩。曲は音楽プロデューサー・鎌田 俊哉とのコラボレーションです。北京各地でロードショーの際、大人も子供もメロディーを聞くと、一緒に踊りだすような、不思議な魔力がある歌です。どのような歌なのか、ぜひお聞きください。

 後半の「スペシャル・バスケット」では、コーヒーで結ばれた中日の交流現場を取り上げます。先月北京で開かれた「第5回国際コーヒー展覧会」(カフェショー)で取材しました。

 日本では「コーヒー界のレジェンド」と呼ばれている田口護さんが、中国のコーヒー愛好者の中でどのように知られており、何故尊敬されているのか、カフェショーを訪れた来場者にマイクを向けてみました。

 
カフェショーで田口さんのサインを見せる唐山からの親子(左)、記念撮影をする読者(右)

 田口さんは現在、雲南省徳宏にコーヒー農園を持つ「北京中珈道珈琲文化伝播有限公司」の技術チーフディレクターを務めています。経営者の郭軍さん(内蒙古出身、45歳)は、両親の代からレアアースの鉱山採掘、加工、分離、輸出を手掛ける会社の経営者でした。しかし、今では、「田口さんのお陰で、私たちはコーヒーの"種子"(栽培)から"杯子"(カップ、焙煎、抽出など)、そして、"卓子"(テーブル、カフェの経営)をカバーする、一連のコーヒービジネスをする会社に変身しました」と言います。


(左)郭軍さん (右)カフェショーのコーヒーフォーラムで郭軍さんを来場者に紹介する田口さん

 レアアースの鉱山からコーヒー農園への転換。並大抵ではないの努力があったと思います。一体、何故このような展開になったのか。また、国をまたいで、コーヒー界の大ベテランとコーヒー初体験という中国人若手経営者とを固く結んだ絆とは?郭軍さんのインタビューをぜひお聞きください。  

【リスナーさんの書き込みから】

★千葉県船橋市・須藤幹雄さん
 子供の頃は麦茶に砂糖を入れて飲んでいましたが、さすがに大人になっては、麦茶はそのままですね。水出し麦茶のおいしい飲み方ご存知でしょうか?麦茶のパックを熱湯で2−3分蒸らし、それを容器にいれ、水を注ぐというものです。お試しください。
★兵庫県明石市・矢倉 徹也さん
 コーヒー産業における中日の交流での田口さんの話はとても興味深かったです。東京に行った際はカフェバッハにも時間が許せば訪れたいと思いました。
★三重県津市末広・川添充則さん
 中国ではコーヒーはまだ馴染みが薄い印象がありますが、田口さんの努力によりコーヒー産業が盛んになり、コーヒーが身近なものになっていくことを願いたいと思いました。中国人若手経営者郭軍さんが、田口さんのノウハウを習得して「中国の田口さん」になることを期待しています。
★福岡県北九州市・木下裕道さん
 コーヒー産業における中日交流とても興味深く聴きました。田口まもるさんの東京のカフェバッハに私も行ってカウンターでドリップコーヒーを飲みたいと思いました。本も読んでみたいですね。コーヒー界のレジェンドでこんなに努力家でコーヒーを広めていった方がいらっしゃったんですね。初めて知りました。コーヒーは好きで毎日ドリップコーヒーを飲んでいるのにお恥ずかしいです。
 田口さんが郭さんの会社の技術指導役になり今まで経験した技術や勉強された事を中国に伝承しようとする姿。また、その生きざまに感動したかくぶんさん!これから、まだ始まったばかりですが、山の麓で経営しているカフェが売り上げを伸ばしてコーヒーが広まっていってほしいです。また大麻の代わりにコーヒーの木をたくさん植えていって薬物中毒者が減っていくことをせつに思います。
★愛知県春日井市・小笠原 広行さん
 郭さんと田口さんのコーヒーに纏わるお話に感銘致しました。お 2 人がそれぞれ素 晴らしい能力をお持ちで、さらに心が広く、目的意識が明確な点で、波長があったのではないでしょうか☆いくら年齢差が遭っても、ビジネ スパートナー(:人気ドラマのタイトルで言うなら『相棒』です)としてお仕事で成功されている自信に漲ったお話でとても良かったと思います。
★愛知県・ゲンさん
 スペシャルバスケットで一番驚いた事は、コーヒーが生鮮食品だということです。1000年も2000年もカチカチで活きていそうな豆なのに・・・。雲南の温かいところで、陽当たりの良いところは分かるんですが、適当な蔭が必要ということで、シェードツリーとして椿の下にコーヒーの木を植えるとは。木の共存の姿もこれからはコーヒーを飲みながら味わうことになりそうです。郭さんと田口さんの師弟愛で、未来向けての準備が「まずはトイレの掃除から」、そして、大麻を植えることになりかねない土地にはコーヒーを植えれば良いという発想は衝撃的でした。私の心の中に、こういう「発想の木」を植えるべきだと反省させられました。

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