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一時間目 スマホベースの仮眠用施設が登場、中国のコーヒー産業 マイナー市場から大衆向けへの道

2017-07-18 18:16:26     cri    

担当:王小燕、斉鵬

 北京は夏の本場です。スイレン、ハス、朝顔…夏の花がこの季節を鮮やかに彩っています。

 

 今週はまず、先週の番組に関するリスナーさんのお便りをご紹介します。続いて、「旬な話題」では、北京や上海で最近、試験的に導入されたスマホベースの仮眠用施設を取り上げます。外見は日本のカプセルホテルのよう。スマホからQRコードを読み取るだけで、利用できます。料金が安く便利ですが、「ベッドが硬い」「匂いが気になる」などクレームの声も聞こえています。

 
(左)仮眠用ベッドの入り口、左上にQRコードが見られる (右)コーヒーショーチャイナを見に来た親子連れ

 後半は引き続き中国のコーヒー産業です。全日本コーヒー協会の統計によりますと、日本はアメリカ、ブラジル、ドイツに次ぐ世界4位のコーヒー消費大国で、コーヒーの輸入量は2013年に50万トンを超えました。対して、中国税関の発表では、中国のコーヒーの輸入量は増加傾向にあるものの、2015年は5.92万トンで、世界の輸出総量のわずか0.81%しか占めていません。

 一方、中国はコーヒーの産地でもあり、主として雲南省でコーヒーの栽培を行っています。2016年年初まで、栽培面積が12万ヘクタール、生産高が14万トンに達しています。

 コーヒーの一人当たり年間消費量は日本では、400杯以上であるのに対して、中国ではわずか4杯に止まっています。2020年までに、すべての中国人が毎日、一人コーヒーを一杯飲むことになれば、豆市場だけで年間500億ドルのスーパーマーケットにもなるという試算もあります。

 今、中国ではまだマイナー市場のコーヒー産業、今後マスマーケットの確立に向け、業界関係者は何を考えているのか、先日北京で開かれた大型展示会「カフェショーチャイナ」で取材しました。

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