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6月20日 火曜日

2017-06-20 19:32:41     cri    

1時間目 新卒学生の就職と収入、中国農業の今~②脱硫石膏のアルカリ土壌改良、技術開発のプロセス

担当:王小燕、斉鵬

 前半は新コーナー「斉鵬アナが注目するなんでもランキング」。今回は、新卒学生の就職や収入に関するランキングを紹介します。近年、大学卒業生の就職率はどれくらいなのか?専攻別の特徴は?高給取りの学生の出身校にどういったトレンドが見えるのか、など、最新の動きをご紹介します。

 後半は引き続き中国の農業に特化したシリーズ、中国で展開されている塩類土壌との戦いの様子を取り上げます。今週は塩類土壌の改良に用いられている技術、火力発電所などで発生する「排煙脱硫石膏」を使っての塩類土壌改良の技術開発のプロセスをご紹介します。

 研究が始まったのが1995年。石炭燃焼を研究する中日両国の研究者チームが一緒になって取り組んだ成果です。2007年に中国とアメリカで特許を取得。これまでに、中国各地で1万3000ヘクタールの土地に応用されてきました。

 中国でこの技術の開発を主導し、現在も普及に鋭意取り組んでいる清華大学熱エネルギー学部の関係者を取材しました。写真は同学部が設置した「塩類地区生態修復と炭素固定研究センター」の王淑娟執行主任(右)と李彦副教授(左)です。

 

2時間目 大野清司さんのテレビ人生⑬~TBS世界遺産・アフガニスタン編・バーミヤンの思い出

聞き手:王小燕

 今回と次回は、大野さんがTBSの人気長寿番組「世界遺産」にかかわった最後のロケを取り上げます。2003年4月に、アフガニスタンでの撮影です。今回は破壊された直後のバーミヤン大仏で、次回はアフガニスタンの世界文化遺産登録第一号のジャムのミナレットです。写真は2003年、バーミヤン入りしたロケ班。

 番組立ち上げの時から、ずっとディレクターやプロデューサーとしてかかわってきた大野さん。アフガニスタンでのロケは昨日のことのように、記憶鮮明に残っていることが多いのは、最終回の撮影だっただけではありません。世界各地で、多くの文化遺産が戦乱の中で、無残に破壊されてしまった様子を現場で体験したからと言います。

 それまで8年間、大野さんはずっと世界各地の世界遺産を撮り続けてきましたが、アフガニスタンではかつてなかった生々しい体験をしました。その強いインパクトを胸に番組制作に励んでいましたが、あれから十数年もの月日が流れました。今になっても大野さんの胸を突き刺す思いとは何か。詳しくは番組をお聞きください。

【プロフィール】大野清司(おおの きよし)さん

 1949年、東京都生まれ。

 東京大学卒業後、1974年に株式会社TBS映画社(現社名:TBS VISION)に入社。主にドキュメンターリ番組のディレクター、プロデューサーとして番組制作に係わる。特に、1979年からは海外取材番組を担当し、世界60ヵ国を取材。

 【主な担当作品】

 ・『美をもとめて』シリーズ、『世界の子供たち』シリーズ

 ・『世界めぐり愛』シリーズ、『世界遺産』シリーズ

 ・『遥かなるアンコールワット』、映画『敦煌』公式記録VTR

 ・中日共同制作『万里の長城』(日本TBS&中国CCTV)

 ・TBS開局40周年記念番組『日本海大紀行』

 ・『緒形拳:シルクロード列車の旅』

 その他、多数

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