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6月2日 土曜日

2017-06-03 12:48:28     cri    

 ハイウェイ北京中国情報ラジオ土曜日曜は今まで放送した一部番組の再放送を行います。今年は中日国交正常化45周年です。この記念すべき年を迎えるに当たり、中国国際放送局は特別企画「国交正常化45年の歩み―あの日、その時」を毎週土曜日の枠に放送することになりました。今週は「国交正常化45年の歩み~あの日その時」と「北京暮らし」を続けてお送りいたします。

 「国交正常化45年の歩み~あの日その時」  担当:王小燕

 【第20回】甘くて収穫量の高いスイカを中国に/「京欣一号」

 日本人農業技術者・森田欣一さんの残したお土産

 今年も北京ではスイカの季節になりました。数あるスイカの品種のうち、最も早く出荷し、最もポピュラーな品種は、あのまん丸で、新緑(ふかみどり)色の縦縞模様がある「京欣一号」です。

 北京の「京」に「欣喜雀躍」の「欣」と書き合わせる「京欣一号」は、1980年代後半から現在に至るまで、中国で最も広く栽培されている早熟の品種です。皮が薄くて、糖度が高く、成長期間が短い上、単位当たりの収穫量が高いため、消費者だけでなく、農家からも好まれています。育種成功から30年ほどが経過しましたが、今でも「京欣1号」は栽培され続け、これをベースにした晩生(ばんせい)の「京欣二号」や、「京欣種無しスイカ」も開発され、スイカの「京欣」ファミリーが出来上がっています。

 消費者から親しまれている「京欣一号」、実は、1987年に北京市農林科学院野菜研究センターと日本人農業技術者・森田欣一さんの提携によって育成されたものです。「京欣」の名前には、「北京の繫栄を祈る」という意味もありますが、ありったけの技術を伝授してくれた森田欣一さんの功績を称え、それに感謝する気持ちも込められていたのです。

 今週の「国交正常化45年の歩み―あの日、その時」は、この季節にちなんで、スイカにまつわる交流の物語です。ご案内は私、王小燕です…

 「北京暮らし」シリーズ:日本人のお気に入り  担当:劉叡琳

 「第12回」日本人若者の北京暮らし

 今週から、シリーズ番組として、中国在住の日本人が北京のお気に入りスポットや物にまつわるエピソードなどを取り上げてご紹介します。12回目は、中国文化に魅了された日本人若者の北京暮らしにクローズアップします。「世界一小柄なミス・ワールド」、北京大学で学ぶ板垣真衣さん、北京で相声(いわば中国の漫才)を学ぶ日本人留学生、京都出身の西田聡さん、そして胡同に魅せられたフリーライターの多田麻美さんが中国文化との縁についてご紹介します。ぜひ最後までお付き合いくださいね。

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