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【二時間目】中国の「端午節」&母親の兄弟を尊敬する「ジーヌオ族」

2017-06-01 18:18:39     cri    

 2時間目は、前半は「中国暦」、中国の「端午節」の風習をご紹介します。中国では、3連休になる国の祝日端午節は、春節、中秋節に並ぶ三大伝統節句で、ちまきを食べる風習があります。ちまきは、地域によって南方は肉を具材にし、北方ではあんこや棗など甘いものを具にするものが一般的です。また、白酒と雄黄という鉱物を混ぜた「雄黄酒」を、厄除けに撒く習慣があります。このほか、風習では端午節にヨモギや菖蒲を取ってきて家の門にさして、人間に害を及ぼす蛇、サソリ、ムカデ、蜘蛛などを追い払います。端午節の始まりは、今から2300年前の紀元前、楚の国の屈原の話に由来します。     

 後半は「56の民族、56輪の花」、中国の少数民族・ジーヌオ族をご紹介します。ジーヌオというのはジーヌオ語で、母親の兄弟の後についていくという意味で、母親の兄弟を尊敬する民族として知られます。ジーヌオ族は、1979年に正式に1つの民族として政府から認められ、中国の56番目の民族となりました。ジーヌオ族は主に、農業に携わり、プーアル茶の栽培が得意です。山間部に住むことが原因で、農業の開発が困難ですが、山の幸に恵まれることから、古くから採集を、食物を獲得する主な手段としてきました。毎年の3月から5月にかけての期間に、森の中のアリの卵を採って、ジーヌオ族独特の料理に作って食べます。(Mou)

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