一時間目　後漢時代の名医、華佗と張仲景

　「ハイウェイ北京-CRI中国情報ラジオ」木曜日1時間目、オープニングトークでは、「パンダあれこれ」最終回、パンダの野生化訓練についてお話します。パンダ野生化訓練の究極の目標は、2年間ほどの訓練を受けて母親から生存のためのいろいろな技能を習得し、野外生活に必要な警戒心を身に着けた子パンダをただ自然の山へ放すところではなく、野生のパンダと出会い、さらに子供を産み、野生パンダの繁殖に貢献することだということです。

　旬のニュースをお伝えする「チャイナエクスプレス」のコーナーでは、「微博の月間アクティブユーザー数3.4億人　ツィッターを上回る」というニュースをお伝えします。

　また、「読書の時間」では、「中国古代名人録」第18話、後漢時代の2人の名医、麻沸散という麻酔薬を発明し、外科手術を施したことで有名な華佗（かだ）と「望診の達人」張仲景（ちょうちゅうけい）についてお話します。

二時間目　中国の少数民族・ジンポー族

　2時間目は、前半は中国暦、5月16日に北京海淀外国語実験学校で行われた中日音楽交流会に日本からはバンド「SEIGOES」、天空の城ラピュタやとなりのトトロの主題歌などでよく知られている井上あずみさん、娘で歌手のゆーゆさんらが出席しました。星和明さんがライブの感想を伺いました。

　後半は中国の少数民族・ジンポー族をご紹介します。ジンポー族は中国では雲南省にだけ住む民族の一つです。雲南省のハニ族や、ラフ族と同じ、中国の西北部に住んでいた古代のキョウ族が南へ移動してきて定住した民族の一つです。古代ジンポー族の人びとは西康・チベット高原の南部で生活していました。その後、横断山脈に沿って瀾滄江、金沙江の上流地域に移住し、明代の末期、清代の初期に今の地区になりました。ジンポー族の服装の特徴や祭りについてご紹介します。（Mou）