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5月23日 火曜日

2017-05-23 19:45:29     cri    


1時間目 国家プロジェクト「雄安新区」にフォーカス、「二人っ子政策」の実施から1年

担当:王小燕、斉鵬

 週明けの北京は久しぶりに雨が降りました。水で潤われた新緑がつやを放ち、見る人の目を楽しませてくれています。写真は放送局近くに咲くナナカマドの花。

 今週は旬な話題2本立てでお送りいたします。

 まずは4月1日に突然発表になった国家プロジェクト「雄安新区」についてです。河北省に位置し、北京と天津のどちらまでも約100キロ。初期の開発面積は約100平方キロメートルで、将来は2000平方キロメートルにまで拡大し、高速鉄道が完成後、30分で北京にアクセスできる。国の実力が試されるこの巨大な実験プロジェクト、一体どのような目標を目指しているのか。

 後半は「二人っ子政策」の実施効果を取り上げます。国家統計局によりますと、中国では2016年に1786万人が生まれましたが、そのうち「第2子」は45%で、800万から830万人を占めているということです。しかし、その一方、ある調査による、「第2子」を産みたくないと答えた夫婦は53.3%で、半分以上も占めています。

2時間目 私にとっての戦争と平和~元中国人民解放軍日本籍兵士・砂原恵さんの半生②

 日本の敗戦まであと1か月の7月半ば、父親が中国東北部の阜新で病死しました。一番最初の子供で、長男でもある恵さんが12歳でした。母親は5人の子供を連れて早く日本まで帰りたく、日本行きの船が出る葫芦島市を目指して、逃走が始まりました。しかし、混乱と危険から逃れたく、結果的に目的地まで150キロほどの鉄道幹線沿いの村に住みつくことになりました。母親は、どんな時にも手放さなかったミシンを使い、裁縫をしながら、一家の生計を立てていました。

 長男の恵さんも地主の家へ豚や牛の世話をするようになり、家計を助けていました。

 「僕が一生、中国人と交流したいことの原点は、まさにこの時の体験によるものです。農家の人たちがぼくらを受け入れ、守ってくれたからです」

 インタビュー2回目では、引き続き遼寧省北鎮県六台子村蘇家街で過ごした少年時代の思い出です。

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