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第二十八回:美しく咲き誇る和菓子

2017-05-17 14:29:50     cri    

 菓道家の三堀純一さん。1974年8月17日に神奈川県横須賀生まれ。1995年に東京製菓学校和菓子本科を卒業。現在は日本スィーツ協会の理事を務めています。

 お茶の世界では、茶道家を初め、書道家、華道家、陶芸家と作家の名前が挙がるのに和菓子だけ、作家名ではなくお店の屋号で呼ばれることに疑問を持ち、自らを「菓道家」と名乗ります。

 2010年に、TVチャンピオンR『和洋菓子職人選手権』で優勝したことをきっかけに、様々なメディアで紹介されるようになりました。最も得意とする「煉切細工」を中心に、2015年から、毎日作品を写真で紹介する「一日一菓 WAGASHI of the Day」をスタート。2016年には、自身の経験より「煉切造形の世界」を、そのお道具や所作も含め「お点前」として、「茶道」のように、おもてなしの精神を持ってお菓子を創作し振舞う「菓道」を提唱。

 2015年に香港で和菓子紹介のイベントを開催したことをきっかけに去年は北京で2回、上海で2回、和菓子紹介イベントに招かれるなど引っ張りだこです。海外で注目されることが、ひいては日本人に和菓子の美意識を再認識してもらうことにも繋がると、今回は北京市内の料理屋「炭匠」で体験イベントを開催しました。

 和菓子はアートという三堀さん。また、お菓子は音楽と同じように世界を結ぶ共通語だとも言います。いままでの和菓子の枠にとらわれず、挑戦を続ける三堀さん。目指すものはいったい何でしょうか?

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