中国華北部にある山西省は、北に万里の長城がそびえ、東の太行山脈と西の黄河に挟まれた地域に広がっています。また、省全体の72%は黄土高原などの黄土が占めています。

　ここには「中国4大仏教名山」の1つである五台山をはじめ寺院や古城、雲崗石窟など歴史遺跡や広大な自然の景観がたくさん残されています。

　今日の番組では、中国国際旅行社の梁華さんが、端午節3連休（5月28日～30日）に実施する山西省の大同・懸空寺・五台山2泊3日を紹介します。

　山西省の北部に位置する大同市は、黄土高原の東北の縁にあたり、総面積は1.4万平方キロ、総人口は330万人の山西省の第2の都市です。約2400年の歴史を持ち、文化的な景観も豊かです。

　また、世界五大仏教聖地の１つであり、中国の四大仏教名山のトップである五台山は、山西省東北部に位置し、東、西、南、北、中の5つの山峰に囲まれ峰頂が平坦で広く台状であるため、五台山と名づけられました。山中には紀元4世紀から19世紀までの北魏、唐、宋、元など7つ王朝の寺院建築47 ヵ所が保存され、7つの王朝の彩塑、5つの王朝の壁画などが集まっています。

　この他、有名な雲崗石窟、懸空寺も訪れる今回の旅、スケジュール、料金、宿泊施設、グルメなどの情報も紹介します。

　仏教文化やお寺巡りに興味がある方、必聴です！