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1時間目 シェアリングサービス、自転車の次は自動車! 中国現代文学の散歩道~李敬澤「趙氏孤児」(5‐2)

2017-03-14 18:38:10     cri    

担当:王小燕、斉鵬

 北京は春先の良い天気が続き、梅や野桃の花が咲き始めています。CRIの庭の中の桜も、緑のつぼみがまだ固いままです。気温上昇のトレンドがこのまま続けば、開花も間近のようです。写真は放送局の社員食堂付近に咲く野桃の花。

 春めいてきた中、愛知県から嬉しいお便りが届きました。岩倉市にお住まいの、北京放送(CRI)リスナー歴33年の杁本直正さんからのメールです。3月11日から春日井市知多公民館1階ロビーで「第12回 北京放送・中国国際放送局切り紙展」が無事開催されたという内容でした。CRIから送られてきた切り紙を中心に、受信確認カード、クイズの参加賞、賞状、バッジ、万里の長城のしおり、お誕生日カード、年賀状など千点を展示されます。開催期間は3月25日まで。近くにお住まいの方はぜひお立ち寄りください。写真は杁本さんから送られてきた開幕日の様子。

 

 

 【旬の話題】

 以前の番組では、自転車のシェアリング・サービスが北京、上海などの都会で、急速に普及していることを紹介しました。気がつけば、シェアリング・エコノミーは今では自転車だけでなく、「自動車」にまだ広がっています。北京では、シェアリング・サービスに投下する車の数を2000台にする計画を掲げています。この自動車のシェアリング・サービスはいつ頃から中国に導入され、どのような車種が投入されるか、料金体系や今の課題などをご紹介します。

 【現代中国文学の散歩道~李敬澤「趙氏孤児」(5)その2】

 中国文学の翻訳誌『新しい中国文学 灯火』雑誌社の後援により実現した企画です。引き続き李敬澤著、水野衛子翻訳の小説「趙氏孤児」をご紹介します。担当は王小燕、斉鵬、星和明です。

 ★第5部「すごい男」~その2

 晋の国王夷皋が調理師を殺したことが暴かれた。宰相の趙盾は顔色を変えて、ただちに宮殿の奥に行こうとしたが、誰かに止められた。その後、夷皋と趙盾はどうなっていくのでしょうか。

 ★ちょっと難しい用語

 ①社稷(しゃしょく):社(土地神を祭る祭壇)と稷(穀物の神を祭る祭壇)の総称。天壇・地壇や宗廟などとともに、中国の国家祭祀の中枢を担います。転じて、国家のことを意味します。

 ②初(はじ)め有(あ)らざるなし克(よ)く終(お)わり有(あ)る鮮(すくな)し:《「詩経」大雅・蕩から》物事をするのに、初めはだれでも計画を立てて一生懸命にやるが、それを最後までやりとげる者は少ない。

 ③「詩経」:中国最古の詩集。紀元前11世紀から紀元前6世紀にかけての詩305編を収めています。孔子が門人の教育のために編纂したもの。

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