2008年に起きた金融危機に対応するため、ブラジル(Brazil)、ロシア(Russia)、インド(India)、中国(China)の新興4カ国(BRICs)の指導者が2009年6月、ロシアで第1回首脳会議を開いた。これによりBRICs間の協力メカニズムが構築され、4カ国間の協力と発展における指導力と原動力が生まれた。その後、2010年12月に南アフリカ(South Africa)が加わることで、4カ国(BRICs)から5カ国(BRICS)となる。首脳会合を中心に、そして安全事務高級代表会議や外相会合といった閣僚級会議を支えにすることで、多層的で多分野にわたる実務協力メカニズムとなり、新興市場と発展途上国が経済、金融、発展分野での交流と対話を行う重要なプラットフォームになっている。
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