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12月6日 火曜日

2016-12-06 17:52:40     cri    


 1時間目 中国都市部ゴミ処理の現状、CRI日本語放送開始75周年座談会

 担当:王小燕、斉鵬

 中国国際放送局がこの12月3日に開局75周年を迎えました。この日は日本語放送開始75周年の記念日でもあります。

 日本語部ではこの日を記念するため、OBやOGの皆さんにも局に来ていただき、茶話会を開きました。過去を振り返り、未来を展望する。後半の「スペシャルバスケット」でその様子をピックアップしてご紹介します。

 それに先立ち、前半の「旬な話題」では、大・中都市のゴミ処理をめぐる最新の年次報告書をご紹介します。中国各都市の生活ゴミの排出量ランキングやゴミ処理の問題点などをチェックしましょう。

 2時間目 私にとっての戦争と平和~北京放送リスナー歴64年・神宮寺敬さん(上)

 聞き手:王小燕

 戦争体験者であり、平和と中日の友好協力に強い思いを抱いている方たちにお話を伺うシリーズ「私にとっての戦争と平和」。今週と来週のゲストは山梨県甲府市にお住まいの神宮寺敬さん(96歳)です。

 敬さんは1952年から北京放送(CRI)を聞き始め、現在も奥様の綾子さんと毎晩、北京からの電波を聞きながら就寝しているそうです。敬さんはまた、CRIの日本語アナウンサーが地元のテレビ山梨でアナウンス研修できるように、パイプ作りに尽力した方でもあります。1986年からは毎年秋になると、自宅でホームステイした研修生や北京の旧友に会いに行くため、必ず家族とともに北京を訪れています。今回のインタビューはこの秋に訪れた際に、半世紀あまりに渡って北京滞在の常宿にしている北京民族飯店で行いました。

 甲府市下積翠寺町。戦国時代の武将・武田信玄ゆかりの武田神社から徒歩10分ほどのところです。ここで敬さんは生まれ育ち、今も息子、孫と共に暮らしている故郷です。

 地元の相川小学校を卒業後、敬さんは甲府市北西部にある旧制中学に進学。同期入学した200人のうち、無事卒業したのは176人。このうちの150人が徴兵され、戦場に行きました。現在のところ、存命なのは十数人ほどですが、敬さんのように元気に暮らしているのはわずか3人だそうです。

 しかし、200人の同期の中で、中国と深い縁を結び、中日友好をライフワークに取り組んできた人は敬さん、ただ一人です。

 今回の番組では、敬さんに子供の時の思い出から、進学、徴兵、入隊後、運命の別れ目になる出来事など、人生の節目節目で体験したことを伺います。

 人間は自分の生きる時代を選ぶことができない。あの激動の時代を自身にどう投影し、その時代を生きてきた人間としてどのような人生の機微があったのか。敬さんに時の旅人になっていただきます。果たして敬さんは過去への旅を通して、今の人たちにどのようなメッセージを伝えようとしているのでしょうか。ぜひ番組でその想いをお聞きください。

 【プロフィール】

 神宮寺敬(じんぐうじ けい)さん

 1920年2月 甲府生まれ

 山梨県日本中国友好協会 理事長

 共同電設株式会社 代表取締役

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