会員登録

第二十二回:電波が結ぶ、遠い国からの挨拶

2016-11-23 11:09:29     cri    

 中山孝蔵さん、東京出身の63歳。2000年に中国に初駐在。以来勤務先は変わりましたが、中国との縁が切れることはありませんでした。2010年に3度目の中国駐在が始まり、今年で6年目に入りました。小さいころ電気関係の仕事にあこがれていたせいか、高校の頃からアマチュア無線の世界にすっかりはまってしまいました。「電波を通してどこかのだれかと話ができる」と可能性を匂わせる不確定要素が魅力…中山さんは電波の世界に入り込んでもう40年以上。日本での趣味を中国でも楽しもうと2000年には赴任早々に中国でもアマチュア無線免許を取得しました。中国語はペラペラとはいえないかもしれませんが、アマチュア無線を通じて、中国の無線愛好者たちと交流を深めるようになりました。

 中日両国を含め世界中に多くの愛好家がいて、世界規模のコンテストも年数回開催されています。今年の秋にも、世界最大規模というコンテストがありました。米国主催のもので、競技時間は48時間。時間内の交信数と交信した国の数で順位が決まります。中山さんは中国人の仲間たちとチームを組んで参加することになりました。電波を通して世界中の愛好者とさらに交流の輪を広げていきます。コンテストでは「CQ CQ THIS IS B1W」「JHITEB」「THANK YOU BYE」と…交わす言葉は少ないのですが、大きな達成感と心の交流が味わえる瞬間です。趣味のアマチュア無線を通じて、中国を満喫する中山さん、どんな風に北京ライフを楽しんでいるのでしょうか?

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS