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1時間目 中国代表監督に就任したイタリア人を支える実業界の重鎮、魯迅没後80年で仙台の劇団が北京公演

2016-11-08 19:45:52     cri    

 担当:王小燕、斉鵬

 先週の番組では「サッカー中国代表の監督にイタリア人リッピ氏が就任」とお伝えしました。「旬の話題」はそのリッピ氏の就任を陰で支え、実現させた実業界の重鎮、広州恒大グループの許家印会長を紹介します。

 イタリア人のリッピ氏が中国代表監督に就任できたのは、大手不動産企業・恒大グループの貢献も大きいといわれています。

 同グループの傘下にある広州恒大は近年、国内はもちろん、世界でも知られる強豪。これまでの成績や今回のリッピ監督の就任により、同グループの許家印会長(58歳、写真右)が再び話題の人物になっています。

 後半の「スペシャル・バスケット」は魯迅に関する演劇を紹介します。今年は中国の文豪・魯迅没後80年に当たります。この秋、仙台に拠点がある「NPO法人 劇団仙台小劇場」による「遠い火~仙台における魯迅~」と題した日本語の舞台が北京、そして、魯迅の故郷・紹興で相次いで公演されました。

 魯迅(本名:周樹人)は1902年に国費留学生として日本にわたり、1904年から1906年まで、仙台医学専門学校で学びました。しかし、その後、医学の勉強を断念して、再び東京に移り、1909年に帰国します。仙台滞在中、体が病んでいる人には医学が利きくが、精神の病んでいる人を救えるのは文学だけと人生の方向を大きく転換しました。仙台は魯迅の人生にとって、ターニングポイント、非常に大きな影響を与えた場所です。

 仙台だから生まれたこの演劇、作り手、役者たちのどのような思いが込められているのでしょうか。北京での公演終了後、演出家や役者の皆さんにインタビューをしました。

 ■写真で見る「遠い火 ~仙台における魯迅~」(北京公演)

北京での初ステージの後、舞台挨拶に立つ石垣政裕さん(作・演出担当)

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