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1時間目 佟同記者、フルンボイル国際遊牧音楽祭をリポート

2016-09-16 13:03:47     cri    



 内蒙古自治区北東部に位置するフルンボイル(ホロンバイル)。この地域にある湖のモンゴル語、呼倫湖(フルン・ノール)と貝爾湖(ボイル・ノール)に因んで名付けられました。フルンボイル市は東西 630 キロ、南北 700 キロ、総面積 25万3000 平方キロと、山東省、江蘇省を合わせた面積より大きい市です。人口は約 26万人。南北に大興安嶺山脈が走り、嶺西地域と嶺東地域に分けられます。

 市役所があるのは草原の都といわれるハイラル。フルンボイル市の政治、経済、文化中心地です。

 内陸性気候のため、冬は厳しく2014年1月10日には、市内の観測地点で氷点下摂氏46.1度を観測しました。また、ここにはエヴェンキ、オロチョン、ホゥーチン、ダグール、ホイ族、満州族、朝鮮族などたくさんの少数民族が暮らしています。

 8月13日、14日2日間、2016フルンボイル国際遊牧音楽祭がこの市の音楽基地で開かれました。音楽祭は中国国際放送局(CRI)が企画し、フルンボイル市政府、内蒙古烏可力公益基金会、中国青年芸術国際交流センターなどの共催で実施されたもので、「民族音楽の国際化」を趣旨に、「新しい遊牧文化」を特色とした総合音楽観光イベントです。

 また、今回の音楽祭は「新しい遊牧概念」がテーマで、中国で初の「二酸化炭素ゼロエミッション」を取り入れたイベントとなりました。さらに、蒙古族の音楽でグラミー賞を目指すという試みもありました。

 今回、中国国際放送局からは日本語部の佟同記者をはじめ取材報道班(20人)が派遣されました。番組では、佟同記者が音楽祭取材の様子や思い出に残る美味しい羊肉の串焼きなどを紹介してくれます。是非番組をお聞き逃しないように!

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