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9月5日 月曜日

2016-09-05 17:14:19     cri    


 1時間目:「天国+シリコンバレー」の杭州VSアリババ取材

 <ライフマガジン>

 話題1:なぜG20 サミットの開催地を杭州にする?

 G20サミット・主要20カ国・地域の首脳会合が風光明媚な都市、杭州で開かれています。杭州と言えば、皆さんはどんなイメージがありますか。中国には、「上有天堂、下有蘇杭(上に天国があるように、下には蘇州と杭州がある)」という言い方があります。杭州は昔から、蘇州と並びに風光明媚な場所とされています。では、なぜ世界の注目を集めているG20サミットは杭州で行われるのでしょうか。G20サミットと言えば、これまではワシントンやロンドン、トロントのような国際大都会で開かれましたが、初めて中国での開催は、なぜ北京や上海ではなく、杭州を会場に決めたのか、今日の番組では、その理由について探ってみましょう。

 話題2:杭州、モバイル決済の都

 杭州では、第三次産業がGDPに占める割合は6割以上を超え、観光業やサービス業はとても好調に進んでいます。新興IT企業の集積地に生まれ変わり、シリコンバレー的な文化が根付きつつある一面がみられています。現在、杭州のタクシーの98%がモバイル決済対応で、スーパー・コンビニエンスストアの95%以上でアリペイ(支付宝)によるモバイル決済サービスが使えます。飲食店約4万軒のうち、2万2千軒、つまり半分以上はアリペイなどのモバイル決済が使えます。一部の屋台でさえ、モバイル決済が対応できます。さらに、美容院、カラオケ、レジャー施設などの産業もモバイル決済を後押ししています。杭州はモバイル決済、与信、資産運用業務、投資、保険などの分野でも全国で首位に立っています。

 話題3:アリババの成功秘訣

 中国のネット通販大手・アリババグループの本部は杭州にあります。アリババグループは3万6000人以上の従業員を持つeコマース世界一の巨頭です。二位以下にはアマゾン、ebay、京東、楽天が続きますが、二位から五位の規模を合わせても、アリババ一社にかなわないのです。アマゾンは全世界に展開していますが、アリババはほぼ中国一国でこの規模に至っています。

 アリババグループは1999年、創業者のジャック・マーさんと18人の仲間により、杭州にあるアパートの一室で創業しました。2014年にはニューヨーク証券取引所に上場し、今では、Eコマース事業、モバイルメディアとエンターテインメント、ローカルサービスの3つの事業を中心に、自社開発のモバイル決済システム・アリペイや、インターネット金融サービス・アント・ファイナンシャル、そして、ビッグデータベース、アリババクラウドを持つ大手IT企業に生まれ変わりました。アリババの成功の秘訣や、今後の発展目標、日本との協力について、このほど杭州のアリババ本社を訪れ、アリババの日本マーケティングを担当する孫炯副総裁に伺いました。

 2時間目:<食をつなぐ中日友好>第1回 料理の力

 味覚の秋を迎えるこの時期、9月から月曜日の2時間目には新しいシリーズ「食をつなぐ中日友好」をお届けします。 1回目は、中日交流における「料理の力」にクローズアップします。

 料理は中国文化の対外交流における重要な媒体です。中国人がいる場所には、必ず中華料理店があるでしょう。店の外には、漢字で書かれたメニューが並べてあり、これが中国という国の第一印象だという外国人も多いのです。いま、海外で暮らす華僑・華人の数は約5千万人に上り、彼らは中国の飲食文化を世界各地に伝え、文化交流を促進しています。中日交流の歴史においても、料理は重要な架け橋で、両国の人々に互いの国を理解するための最も直感的な素材を提供しています。

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