杭州市西湖の南部に位置する満覚隴は、南高峰と白鹤峰という二つの峰に挟まれている村です。後晋の天福四年(939年)に園興院が建立され、北宋の治平二年(1065年)に「満覚院」と名付けられました。「満覚」は「円満な覚悟」という意味で、地名と寺の名前を同じものにしました。満覚隴の山道には、7000本余りの金木犀、銀木犀、四季木犀などが目に入ります。秋になると白露が風に吹かれて滴を落とします。木犀の林で歩き、露の「雨」に浴びて、木犀の香りに囲まれていることから「满陇桂雨」と呼ばれています。
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