2016年G20杭州サミットのテーマは「4つのI」。
即ち「革新的(innovative)、活力(invigorated)ある、連動的(interconnected)、包摂的(inclusive)」な世界経済を構築。
■なぜこのようなテーマを?
外務省の王小龍G20事務特使は16日、「G20アンタルヤ・サミットの『3つのI』」(Inclusiveness (包摂性),Implementation(実施),Investment (投資))のテーマに継続性をもたせることを考え、今回のテーマを打ち出した」と説明しました。
■「4つのI」のテーマは以下の3点から考えたもの
一、世界経済はほぼ危機から脱出しているが、回復は非常に鈍く、成長の原動力に欠けており、主要経済主体の発展トレンドと政策もさらに分化が目立つようになっている。
二、ここ数年、世界経済ガバナンス改革の進展が順調でなく、国際経済貿易のルールも激しくに変化している。
三、G20は危機対応から長期的なガバナンス体制への転換局面に直面しており、議題も短期的な問題から長期的かつ深層面での問題へと拡張している。
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