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一時間目 もう一つのリオ五輪、中国人の目に映った「大地の芸術祭」

2016-08-23 22:13:53     cri    

 担当:王小燕、斉鵬

 中秋節(旧暦8月15日)まで残り3週間、北京のあちらこちらでもう月餅の広告を目にするようになりました。季節が少しずつ移り変わっていく中、今週からは火曜日の放送は王小燕、斉鵬コンビでお届けします。

 番組の前半は、スポーツファンの斉鵬アナが閉幕したばかりのリオデジャネイロ・オリンピックを振り返ります。メダル争いではなく、若者の間で盛り上がっている話題をピックアップしてご紹介します。

 後半は先週に引き続いて、新潟市越後妻有地区で開かれる「大地の芸術祭」に焦点を当てます。先週の番組でもお伝えしましたように、中国総合アート展「華園七月節」の会場は「奴奈川キャンパス」。地元の小学校が廃校になってから、重要なアートスポットとして生まれ変わりました。 校舎を使って、地元の里山の風景を彫刻作品に仕上げたアーティストで、日本大学芸術学部美術学科の倉掛純一教授と共に、校舎の中を回ってみました。

   

 先週は時間の制約上、「大地の芸術祭」の理念、中国での受け止め方などについて紹介することができませんでした。今週はこれをめぐり、同芸術祭総合ディレクターの北川フラムさんや、アーティストで、上海理工大学美術学部副主任の李偉さんに話を伺います。

 人間が生きていく上に不可欠な精神面のニーズ、つまり、生きがいのことにどう答えて行けばよいのか。これはアートの問題でありながら、哲学であり、政治であり、国のあり方そのものでもあります。中国でも最近、「農村建設」(地域創生)にアートやデザインの力を用いる発想が少しずつ広まっています。安徽省や山西省、河南省などでそのテストが見られています。今後、チャンスがあれば、中国の農村の動きもご紹介できればと思っています。

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