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1時間目:北京の住宅価格VSオタク文化

2016-07-04 15:35:52     cri    

 1時間目:北京の住宅価格VSオタク文化

 <ライフマガジン>

 話題1:夏休みの海外旅行

 7月も半ばを過ぎ、夏休みはもうすぐ目の前ですね。夏休みを利用して海外旅行に出かける人が特に多いようです。今年は中距離と短距離のツアーが一番人気だということです。また、価格をみると、海外ツアーの価格は普段より2割前後上昇しています。 大手旅行サイトのモニタリングデータによりますと、夏休み海外ツアーの予約では、3人以上での申し込みが50%以上を占めており、親子での海外ツアーは7月中旬にピークを迎える見込みです。日本の皆さんもお盆の休みを利用して、どこか出かける予定とかありますか。

 話題2:北京の住宅価格が「高額年」に突入

 今年、北京市の不動産市場は「高額年」に突入しています。高級住宅の取引戸数が急増しただけでなく、 商用・住宅用物件の一部が「高額化」しつつあります。大手不動産仲介会社の中原地産のまとめた統計データによりますと、市内全体で進む住宅の高級化に刺激され、今年は北京の住宅取引価格(1戸あたり)が平均510万元(8510万円)に跳ね上がり、前年同期と比べ、上昇幅が34%に達したということです。

 話題3:新入社員の恋愛結婚調査

 「結婚が先か?はたまたキャリアが先か?」--。中国の大手伝言情報サイトはこのほど、「90後(1990年代生まれ)」の新入社員を対象にアンケート調査を行いました。その結果、ブルーカラーの新入社員の6割が独身である事実が判明したのです。調査データによりますと、90後のブルーカラーの新入社員のうち、独身者の割合は66.1%でした。「何歳ごろ結婚したいか」との質問に対し、「26歳以降」と答えた人は54%、「30歳以降」は13.5%でした。また、「何歳ごろ子供を持ちたいか」については、「30歳以降」が40%、「24歳から29歳まで」は約半数を占めました。

 話題4:日本のオタク文化

 「二次元文化」は、第二次世界大戦後の日本で生まれました。戦後の日本はアメリカの統制下となっていたため、日本の精神分析家である土居健郎氏は、「戦後の世代が子供のように感情や考え方を表現するのにはちょうどマンガの本質とマッチしていた」と指摘しています。日本でアニメ文化が人気となる経済的背景には、1970年代以降の「虚構の時代」があり、新しい世代は、物に不足したことはなく、消費主義が蔓延し、社会の活気は薄れていました。実際には、オタク同士でのコミュニケーションが活発で、オタクは孤独な存在ではありません。「オタキング」と呼ばれる日本のオタク評論家・岡田斗司夫さんは、著書「オタク学入門」で、マンガ雑誌の編集者・大塚英志さんが1992年に、オタクを対象に実施した調査に触れ、「オタクは友人の数が普通の人よりも多く、社交的で、エンジニアや医師が多い」としています。

 2時間目:<ネット中国>第1回 急成長しているネットショッピング

 中国では、小中学校や大学は7月から、そろそろ夏休みに入ります。夏休みを利用して旅行に出かける学生さんは特に多いですが、どこへも行かず、家に閉じこもっている学生、いわば「お宅」一族も大勢います。何といっても、情報社会では、マウスをクリックするだけで、世界につなぐことが出来ます。

 今では、インターネットは人々の生活のあらゆる面に浸透しており、インターネットでチャットをしたり、買い物したり、ゲームをしたり、異国の町を歩く友達と旅行の見聞を共有したりするなど、インターネットは人と人との距離を縮め、現実とバーチャルの境目を曖昧にしています。しかしこれと同時に、多くの公的機関はインターネットを通じて親しみやすく柔軟なイメージを人々に与えようとしています。また、多くのローカル・インターネット企業が現地市場を熟知するという強みを生かして、常に新たなサービスを作り上げ、中国独特のインターネット世界を築き上げつつあり、国際市場においても中国の技量を見せつけようとしています。

 「ハイウェイ北京」、月曜日の2時間目には、7月のSPシリーズとして、中国のネット事情を取り上げてご紹介します。今日は1回目、急成長している「ネットショッピング」にクローズアップします。

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