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一時間目 河北省張北市出身の趙瑋琪さんに聞く
一時間目は蘭州大学日本語科4年生の趙瑋琪さんが登場します。趙さんのふるさとは河北省張北です。
張北は、河北省西北部の張家口市にある県です。張家口市は、2022年の北京冬季オリンピックの共催都市で、スキーなど雪に関する競技がここで行われます。その張家口市の下に11の県があり、趙さんの出身地は同市西北部の張北県です。
張北県は、面積が140平方キロメートル、人口は5万人です。県内は平原もあり、高原もあります。張北県山地の最高峰は高さが2128メートル。北側は内蒙古と接し、東南部は北京冬季オリンピックの会場の1つとなる崇礼県と接しています。県中心部は北京から車で4時間ぐらいです。
ここには、歴史の遺跡や博物館、著名な音楽祭、美しい草原の自然風景などがあります。趙さんは、県内の有名な観光スポット、草原天路、北京に一番近い高原である張北草原、張北草原音楽祭、元中都博物館、更に、穴場の万里の長城の遺跡などを紹介してくれます。そして、現地の名物として、莜面(ヨウメン)をあげてくれました。日本では耳慣れない麺類、どんなものなのか?詳しくは、番組をお聞きください。
二時間目 湖南省靖州県出身の曾広明さんに聞く
二時間目は北京外国語大学大学院1年生の曾広明さんが登場します。曾さんのふるさとは湖南省の懐化市靖州ミャオ族トン族自治県で、曾さんもミャオ族の出身です。
湖南省靖州ミャオ族トン族自治県は、湖南省の西南部に位置し、貴州省と隣接し、山に囲まれています。名前の通り、ミャオ族とトン族の人々が多く暮らし、現地総人口の60%ぐらいを占めています。そして全国的に見るとミャオ族の人々は大体900万人ぐらいいるということです。
靖州県の観光地としては、少数民族風情の満ち溢れる村や集落、宋の時代のお寺、清の時代の仏塔、国家レベルの森林公園などがあります。曾さんはミャオ族の集落・地笋苗寨、文峰塔などの観光地を詳しく紹介してくれます。また、現地の名物には、梨、みかん、ヤマモモ、筍、茸、冷やしビーフン、辛味の大根漬け、臘肉、酸湯魚という魚料理などがあります。曾さんはヤマモモ、冷やしビーフン、蒸篭で蒸した臘肉をピックアップしました。
ところで、文峰塔には特別な壁があります。そこに曾さんの名前が刻まれているのです。それは…。皆さん、どうぞ番組をお聴き逃しなく!(まとめ:任春生)
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