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6月14日 火曜日

2016-06-14 19:29:12     cri    

1時間目 四川外国語大学での見聞、全国大学入試統一試験、今年も話題になった「作文」のテーマ

 担当:王小燕、白昊

 日本各地は相次いで梅雨入りしたようですが、いかがお過ごしですか?中国各地も雨の多い季節となり、北京の週間天気予報には雨マークが多く登場しています。先週まで30度を超えた日が続いていた北京も、そぼふる雨で週明けから最高気温が20度台半ばまで下がり、真夏の格好だと震えてしまいます。

 さて、先週、王小燕アナは四川外国語大学日本語学部の招待を受け、大学所在地の重慶に行ってきました。60年余りの歴史があるこの大学は、現在、日本語学科には大学生、院生合わせて450人が在籍しています。この中には、ネットラジオでCRI日本語放送を聴いてくれている学生も多くいると知り、燕アナはとても感動し、嬉しく思いました。

 学生向けに行ったシリーズ通訳講座は、学生だけでなく先生も聴講してくださり、延べ150人が参加。会場から熱いまなざしを感じ、とても楽しい雰囲気の中で良い交流が行われました。番組前半では、この四川外国語大学での見聞を王小燕アナが報告します。写真は四川外国語大学のキャンパスと食堂です。

 後半は白昊アナの「旬な話題」。先週、終わったばかりの全国大学入試統一試験にスポットを当てます。今年は昨年より2万人減ったとはいえ、依然、940万人という多くの受験生がいます。成績発表は6月末。しかし例年同様、初日の試験が終わった後には、新聞各紙が、国語の「作文」テーマを取り上げます。統一試験と言っても、全国で約9つのバージョンがある作文のテーマ。それぞれの特徴は?白アナが比較してみます。(写真は全国入試バージョン1の作文テーマ)

2時間目 大野清司さんのテレビ人生⑨~TBS世界遺産、中国の第一歩は黄山

(聞き手:王小燕) 

 シリーズインタビューの9回目。TBSの世界遺産を紹介する番組は、放送開始から今年で20年になります。企画段階から番組の立ち上げにかかわり、プロデューサーであり、ディレクターも務めた大野清司さんに引き続きお話を伺います。

 今回から中国での撮影がテーマです。大野さんは黄山、曲阜、武当山、武陵源(張家界)、蘇州、九寨溝、峨眉山と番組の初期に撮影した中国の世界遺産紹介番組で、ディレクターを多く担当していました。当時の中国は、撮影許可の申請から、現地とのコーディネートまで様々な状況にフレキシブルに対応できる能力が求められていて、日本のテレビ人の間で「特殊な国だ」というイメージが強かったそうです。そんな中、大野さんは当初スタッフとして、中国に適した撮り方、番組の作り方を仲間たちと手探りで模索しました。

 

 今回は大野さんが中国で最初に撮影した世界遺産・安徽省黄山での思い出を中心に伺いします。

 それまで20数年もテレビ番組の制作をこなしてきたベテランとは言え、中国の世界遺産紹介の番組は初めての挑戦でした。出かける前の周到な準備、現場に行ってからの思いもよらない感動、そして、いざ編集を始めると、カメラに収まっていたのは感動の伝わらない映像だと分かった時の焦り、最後はチームワークで困難を乗り越えて仕上げた番組。30分弱の番組にどれだけの紆余曲折があったのか。そして、人には見せられないベテランディレクターの心の葛藤も。

 今回もここでしか聞けない秘話をどうぞ。

 【プロフィール】大野清司(おおの きよし)さん

 1949年 東京都生まれ

 東京大学卒業後、1974年に株式会社TBS映画社(現社名:TBS VISION)に入社。主にドキュメンターリ番組のディレクター、プロデューサーとして番組制作に係わる。1979年からは海外取材番組を担当し、世界60ヵ国を取材。

 【主な担当作品】

 ・『美をもとめて』シリーズ、『世界の子供たち』シリーズ

 ・『世界めぐり愛』シリーズ、『世界遺産』シリーズ

 ・『遥かなるアンコールワット』、映画『敦煌』公式記録VTR

 ・中日共同制作『萬里の長城』(日本TBS&中国CCTV)

 ・TBS開局40周年記念番組『日本海大紀行』

 ・『緒形拳:シルクロード列車の旅』

 その他、多数

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