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CRI王庚年局長スピーチ:「共鳴から、共栄へ」(2)

2016-04-29 16:03:04     cri    
 日本向けの放送についてご紹介しますと、CRIの日本語放送「北京放送」は今年で放送開始75周年を迎えます。しかし、短波・中波ラジオという伝達手段には限界があり、ラジオリスナーは中・高年層の方がほとんどです。そこで、近年では、CRIオンラインの日本語ホームページ、そして中華網の日本語チャンネルが日本向け情報発信の主なルートとなっています。去年7月には、日本のTBSラジオと共に『本音で話してみませんか~中日学生、戦後70年目の徹底討論』という共同企画番組を制作致しました。中日両国の一流大学の大学生を局内に招き、領土問題や歴史問題・戦争責任問題・靖国参拝問題など、いわば両国間のセンシティブな問題をめぐり、ストレートな討論が展開されました。この番組は、CRIとTBSラジオでオンエアされたほか、CRIオンライン日本語ホームページ、中華ネット日本語チャンネル、そして中国の大手動画配信サイト「LeTV」、「Youku」、「テンセント動画チャンネル」などでも放映され、大きな注目を集めました。さらに、去年9月3日、CRIオンライン日本語ホームページは、日本の「ニコニコ動画」と連携し、「世界反ファシズム戦争勝利70周年記念大会及び軍事パレード」の生中継を行いました。これは日本に向けた軍事パレードの唯一の発信源となり、大きな反響を巻き起こし、視聴者数も延べ1億4000万人を記録致しました。

 さらに、SNSにおいては、CRI日本語放送のFACEBOOKアカウント「CRI日本語」、中国版ツィッターである「微博(Weibo)」、そしてインスタントメッセンジャーアプリの「微信(WeChat)」が、ますます両国の若者の注目を集めるところとなり、FACEBOOKのフォロワーの数は50万近くに上り、今のところ、FACEBOOKの日本語メディアのアカウントでは、『日本経済新聞』を抜いて1位となっています。また、FACEBOOKでは、つい最近「桜リポーター」という投稿募集のキャンペーンを実施致しました。これには僅か1ヵ月で日本のネットユーザーから640通余り、中国国内のネットユーザーから350通余りの投稿が集まりました。このほど離任したばかりの木寺昌人駐中国日本大使も、自ら写真とコメント付きの投稿を寄せられ、話題を博しました。このキャンペーン関連の投稿へのアクセス数は60万を突破し、2万以上の「いいね」が集まりました。これは中日両国のネットユーザーが積極的に参加し、共鳴を与えた良い例だと考えております。また、CRIでは、インターネットなどの新しいメディアの発展に力を入れると同時に、日本の主要な伝統メディアとの交流関係と協力関係も非常に重視しています。これまで、CRIはNHK、東京MX、テレビ山梨(UTY)、福井ケーブルテレビ(FCTV)、文化放送などとの友好往来を保ち、定期・不定期に共同企画や共同プロジェクトを実施しています。

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