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一時間目 古くからのリスナーの「北京放送切り紙展」今年で11回目。全人代取材記者白昊のリポート②

2016-03-15 19:58:48     cri    

 中国では桜前線の北上が始まりました。武漢大学の桜はいつもの年より10日ほど早く開花し、現在見ごろを迎えています。その武漢大学では3月10日から27日にまで桜祭りが開催されています。例年、混雑することなどから不評だった入場券の販売をやめ、今年はインターネットで事前予約すれば無料で入場できることになり、話題になっています。

 また、南の雲南省では「雲南桜花」が満開です。昆明市の圓通山公園では、2月27日-3月31日まで、「第17回桜花節および昆明市圓通桜潮無形文化遺産展」が行われています。雲南桜花はチベット東南部、雲南北西部、福建武夷山に原生している品種。とりわけ八重咲きが良く知られており、開花の時期は2月~3月となっています。幹が高くまで伸び、花びらが鮮やかで大きいことが特徴です。写真(上)は、昆明市にお住まいの桜リポーター・鄧僑明さんが3月7日に圓通山で撮影したもの。

 「平日は4万人、土日となると1日あたり7万人の花見客が公園に押し寄せてきます。激しい混雑で、怖くて気軽に行けないですね」と鄧さんは話しています。

 早くも各地から桜便りが届く中、2016年もCRIの春の企画、「桜リポーター」の募集が始まりました。皆さんからのたくさんの投稿をお待ちしています。応募方法など詳しくはここをご参照ください。

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 今週の番組は、まず、古くからのリスナー・杁本直正さんが開催する「第11回北京放送切り紙展」情報です。

 アマチュア無線が趣味の杁本さんは1984年、無線機のスイッチを入れ偶然、北京放送の番組を耳にしました。この時、北京放送に受信報告書を出してみたところ、「ベリカードだけでなく、赤い紙に小さな女の子の形を切り抜いた切り紙(河北省尉县の職人による工芸品)が同封されてきた。初めて目にしたその細やかさ、美しさに心打たれ、それからは毎日のように放送を聞いては受信報告書を書き、せっせと送り続けた。その返事に送られた切り紙、ペナント、シール、雑誌、受信確認書、お便りなど私の宝物だ。特に、切り紙は素晴らしく、細やかさ、美しさに魅了される」と振り返ります。

 杁本さんはその後、1997年から、地元の公民館などで10回にわたって、北京放送から送られてきた切り紙などを披露する展示会を行ってきました。「中国国際放送局の存在、切り紙の素晴らしさを知っていただき、少しでも日中関係が良い方向へと願っている」と開催に寄せる思いを話してくれます。

 2016年の「第11回北京放送切り紙展」は岐阜県各務原市立中央図書館で3月20日まで行われています。近くにお住まいの方、ぜひ気軽にお立ち寄りください。

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 番組の後半は今年の全人代を現場で取材し続けている白昊記者による代表の提案内容の紹介です。今回は女性や子育てに関心を寄せている山西代表団の郭新志代表からの提案です。

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