中国広核集団有限公司が独自に開発・建設した、江蘇省如東県の150MW洋上風力発電モデルプロジェクトが本日、第1期となる6基の発電・送電に成功した。人民日報が伝えた。
同発電所は海岸から25キロ離れており、中国初の「ダブル10」基準(洋上風力発電所は原則的に、海岸から10キロ以上離れ砂浜の幅が10キロ以上の場合、海域の水深を10メートル以上とする)を満たす洋上風力発電模範プロジェクトだ。発電・送電成功は、中国の風力発電産業が洋上に進出するため、積極的な模範材料となった。
同発電所は4MWの風力発電ユニットを38基設置する予定だ。設備容量は計152MWで、年間発電量は約4億kWh。今年9月に38基のすべてが稼働を開始する。発電量が同等の石炭発電所と比べ、同発電所のエネルギー消費量は標準石炭換算で毎年約13万1000トン削減できる。これは26万7000トンの二酸化炭素排出量に相当する。「人民網日本語版」より
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