中国の尹蔚民人力資源社会保障相が10日明らかにしたところによりますと、都市部で今年新しく増える労働者は1500万人前後で、新規就業者数の目標の1000万人以上を達成するにはかなりの努力が必要だということです。
第12回全国人民代表大会第3次会議の記者会見で尹人力資源社会保障相は「今年新しく増える労働者は1500万人前後にのぼる。経済発展の速度が緩み、経済が下方圧力が強く、産業構造調整が行われている状況で、今年の就労情勢は非常に複雑で厳しくなっている」と述べました。
就労情勢を安定させるため、尹人力資源社会保障相は次の「5つの措置を講じる」と話しました。
▽大学卒業生の就業を活動の重点とし、大学卒業生の起業計画を指導し、就業を促していく。
▽産業構造の調整に積極的に対応し、過剰の生産能力を調整する中で現れる失業のリスクを解決していく。
▽起業による就労促進に力を入れ、起業のための養成、サービスを強めていく。
▽公の就労サービスや職業訓練を強化し、良好な就労環境を作り上げる。
▽就労情勢の変化に注目し、就労政策の研究と準備を整える。(Mou)
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