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人民日報「大国の交流は地域共通の利益に合致」

2016-02-25 16:57:59     cri    

 アメリカのオバマ大統領が先日インド訪問を終えたことについて、西側のメディアは、インドがアメリカから中国を"牽制"するという"重大な任務"を負わされたと見ています。中国共産党の機関紙『人民日報』は2日、論評を発表し「一部の国際的な影響力を持つメディアが"龍と象の争い"と騒ぎ立てることは不適切だ。龍と象は協力することこそが、それぞれ独立して国情に合った発展戦略を選んだ上で、ウィンウィンを実現できる正しい選択肢だ」と明らかにしました。

 この論評は「現在、アジア地域は中国、インド、東南アジア諸国連合(ASEAN)などの新興市場の発展によって新しい段階に入った。この段階では、発展がメインの目標で、すべての国家はウィンウィン協力の道を歩むべきで、決して対抗や牽制の道を歩んではならない。こういった背景があり、アメリカはアジア太平洋地域に大きな影響力を与える国として、その影響力を保つには地域の発展という勢いに乗らなければならない」と見ています。

 論評はまた「中国の発展から、人口が多く、産業が広く各地に分布し、しかも基礎が強固な発展途上国の急成長は、必ず周辺諸国と世界経済に多くの成果を与えることが分かった。中国は世界経済発展の主な原動力となっている。インド経済はさらに急速に成長する可能性がある。インドが中国とともに急成長する日がくれば、アジアの勃興は遠くない」としています。

 論評はさらに「大国間の協力と交流は地域の互恵協力や平和、安定、繁栄に役立つ。地域の人々はアメリカとインドが平和と発展の意思表明をすることを期待している。第3者を通して自国に有利なようにバランスを取ることは相手国にとっても、自国にとっても不利な局面しかもたらさない」と指摘しています。(殷、小山)

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