jpjingji20160119
|
一時間目 中国のウェイボーの熱いうねり「Dorian君、頑張れ」とは、矢野浩二さんの北京師範大学講演会を取材
担当:王小燕、白昊
北京は本格的な冬の到来です。外を歩くと、風は骨身を刺すほど冷たく感じます。放送局の近くにある彫刻公園の池には厚い氷がはり、スケートやソリを楽しむ人の姿が見られるようになりました。
こんな寒~い北京から今週は、「旬な話題」で以下の2本をお届けします。
① 中国のスキー発祥地・黒龍江省ハルビン市のヤブリで、月末にウィンタースポーツ産業のフォーラムを開催予定
②「天国へ行く前に、万里の長城のある国でも、ぼくのことが知られてほしい」と願う、「横紋筋肉腫(RMS) ステージ4」の重病を患うDorian Murray君(アメリカ人、8歳)に、中国のミニブログで多くのメッセージが送られている
後半の「スペシャル・バスケット」では、中国語で初めての自叙伝『夢さえあれば遥かな道のりも怖くない』(原題:《有梦不怕路远》)を出版した日本人俳優の矢野浩二さんの講演会を取材しました。中国の若者は、矢野さんの講演会をどう受け止めたのでしょうか。中国で人気を博した理由を探ってみました。
二時間目 大野清司さんのテレビ人生⑦~TBS「世界遺産」20年の旅路、その第一歩を振り返る
聞き手:王小燕
バーミヤン石窟
不定期で放送してきたシリーズ企画「大野清司のテレビ人生」。今回は7回目の放送となります。
これまではドキュメンタリー「万里の長城」など、中国のテレビ局と共同制作した企画を中心にお話を伺ってまいりました。今回からは大野さんがかかわったもう1つの大きな企画TBS「世界遺産」シリーズを中心に話を進めていきます。
ジャムのミナレット
1995年秋に準備が始まり、翌1月に世界各国を周るロケが始まり、4月から正式に放送が始まった「世界遺産」、TBSでは20年も続いきた長寿番組になりました。
企画段階でのブレーンストーミングの風景、限られたスタッフと時間で、どのようにして今までになかった斬新な番組を作り上げてきたのか、ここでしか聴けないTBS「世界遺産」誕生の秘話があります。
【プロフィール】
大野清司(おおの きよし)さん
1949年、東京都生まれ。
東京大学卒業後、1974年に株式会社TBS映画社(現社名:TBS VISION)に入社。主にドキュメンターリ番組のディレクター、プロデューサーとして番組制作に係わる。特に、1979年からは海外取材番組を担当し、世界60ヵ国を取材。
【主な担当作品】
・『美をもとめて』シリーズ、『世界の子供たち』シリーズ
・『世界めぐり愛』シリーズ、『世界遺産』シリーズ
・『遥かなるアンコールワット』、映画『敦煌』公式記録VTR
・中日共同制作『萬里の長城』(日本TBS&中国CCTV)
・TBS開局40周年記念番組『日本海大紀行』
・『緒形拳:シルクロード列車の旅』
その他、多数
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |