CRI日本語部の新年特別番組「紅白歌比べ」に、日本在住の中国人歌手、范丹陽（ハン・タンヨウ）さんがスペシャルゲストとして出演しました。

　范さんは中国・天津生まれで、国立天津音楽大学を卒業後、日本へ渡り、その直後、阪神淡路大震災を経験したということです。翌年から神戸・南京町で開催される「春節祭」に20年連続でゲスト出演し、ダﾞイナミックな表現力と情熱な美声で数多くのファンを魅了してきました。地元では「南京町の歌姫」として親しまれています。

　【バイオグラフィー】

　2000年11月25日　神戸朝日ホールにて初のリサイタル開催

　2001年10月　日本クラウンから「天津慕情」「甘栗娘」で全国デビュー

　2002年4月14日　神戸メリケンパークオリエンタルホテルにて「範丹陽ファンクラブ」発足会

　2003年　神戸・天津友好都市締結30周年記念親善大使として、神戸市長と記念式典に参加

　2004年4月　京都嵐山、「美空ひばり館」10周年記念ゲスト審査員を務める

　2005年10月　神戸市元町ミュージック実行委員会主催｢范丹陽コンサート｣開催

　2006年4月　韓国済州島の公演に参加

　2006年11月 中国・北京で「中国愛楽楽団オーケストラ演奏」録音した、日本初アルバム『中国・ モンゴル・日本の歌をあなたに』ＣＤアルバム発表、発売

　2007年　阪神大震災記念灘区民ホール主催「範丹陽チャリティーコンサート」を開催し、収益金を寄付

　2011年6月　中国天津市テレビコンテストで優勝

　2013年10月 28日 関西テレビ[セキララ新発見！]の番組で、南京町の歌姫・范丹陽として神戸元町を散策して美味しいお店を紹介

　2014年１月26日 天津市ラジオ局に招かれ、インタビューと歌に１時間出演

　2015年1月　神戸で有名な中華料理店、第一楼で「南京町の歌姫・范丹陽20周年記念コンサート」を開催

　現在、日中両国で主に音楽など幅広い活動を行い、「丹陽・歌の教室」を大阪南港及び、江坂でも講師を務めている