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東アジアサミット(EAS)

2015-11-20 20:50:47     cri    
 東アジアサミット(East Asia Summit 略称EAS)の概念は、最初マレーシアのマハティール元首相が2000年に提案したもの。2002年、第6回10+3首脳会議(ASEAN・中日韓首脳会議)において、『東アジア研究グループ最終報告書』が採択され、「10+3首脳会議の東アジアサミットへの転換推進」はこの報告書で提案された9つの中長期措置の一つ。東南アジア諸国連合(ASEAN)の推進の下、第1回東アジアサミットが2005年12月14日にマレーシアのクアラルンプールで開催され、これにより東アジアサミットが発足した。

 現在、参加国は18カ国。そのうち、ASEAN加盟国である10カ国(ブルネイ・カンボジア・インドネシア・ラオス・マレーシア・ミャンマー・フィリピン・シンガポール・タイ・ベトナム)と、中国・日本・韓国・インド・オーストラリア・ニュージーランドは創設メンバー。ロシアとアメリカは2010年開かれた第5回東アジアサミットからの参加。

 東アジアサミットは年次サミット制であり、ASEANの輪番議長国によって主催・主宰され、これまでに、8回開催されている。サミットでは、まだ各分野と各クラスの公式的な支援体制が構築されておらず、主に外相や高官による会議を通じて、サミットでの協力内容を振り返ったり、将来の方向性について意見を交わすなどにとどまっている。サミットでは、エネルギー・金融・教育・公衆衛生・災害管理・ASEANのコネクティビティなどを重点協力分野とし、経済貿易相やエネルギー相・環境相・教育相の定期的会合の制度化に関して、初歩的合意を形成している。(玉華、む)

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