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1時間目 中国の旅、成都に行こう!
10月10日、故宮博物院(紫禁城)が一般公開されてから90周年を迎えました。近年、観光客、特に国内の観光客が非常に多いため、明の時代からの文化財としての故宮博物院を保護するため、入場者の人数を制限したり、内部での観光順路が以前は南北双方向だったものを南から北への一方通行にするなど改革が行われています。この改革の1つとして、故宮博物院の見学できるエリアがさらに拡大することが注目されています。
さて、今日の番組は、中国国際旅行社の梁華さんをゲストに迎えてお送りします。今月の梁華さんおススメの国内の旅は、四川省の省都・成都の2泊3日の観光コースです。
成都は、四川省の省都として、中国西南の政治、経済、文化の中心地です。ここは、中国歴史上の三国志の時代から蜀の都として知られ、食糧などの物資の集散地であり、「天府の国」といわれる豊かな土地です。辛い四川料理はシンボルの1つになっています。
市内のいくつかの繁華街の中でも、ホテルやデパートが集中する総府街や、春熙路、提督街一帯が賑やかで、この他、諸葛孔明ゆかりの武侯祠や、詩人・杜甫が詩を作りながら暮らした杜甫草堂など、観光スポットが市内と郊外に点在しています。また、現地の人はゆったりとした生活を好むので、中国で最も茶館の多い町でもあります。成都双流国際空港は、国内のハブ空港で、利用客が多いことでも知られています。
梁華さんは、成都の有名な観光スポット、杜甫草堂、武侯祠、錦里散、楽山大仏、寛窄巷子、パンダ繁殖基地、そして、都江堰という古代水利施設を紹介してくれます。
また、現地のグルメとしては、辛い火鍋が代表的な料理ですが、軽食もとても美味しくお勧めです。梁さんはその中のいくつかを紹介します。更に、この観光コースの具体的な料金、交通手段、宿泊ホテルなどの情報もお伝えしますので、中国の旅のプランの参考にしてください。
2時間目 CITS 10月の100元バスツアー、北京郊外の古崖居・龍慶峡+中国ミニ辞典「山西省」
10月の100元バスツアーの目的地は北京郊外、延慶県の古崖居と龍慶峡です。
古崖居
幅10メートルほどの谷間の両側は、谷の底まで10万平方メートル近くの険しい花崗岩の石壁が延びています。その石壁には、至る所に人工に掘られた形や大きさがそれぞれ異なる石室が147あります。その中で最も大きいものは上から下へ2階に分かれ、脇に部屋を添えています。また、廊下には柱がはっきりと存在しています。石室に住む主人が集会あるいは祭祀を行ったと思われる場所もあります。そして、全ての石室には、扉、窓、オンドル、かまど、台所、煙突などが揃っています。しかし、どんな人が掘ったのかは、今でも謎です。
龍慶峡
龍慶峡は北京から約85キロ離れた延慶県内に位置する全長7000メートルの渓谷です。ここには、面積119平方キロ、高さ70メートルのダムで中国の北方地方で最大規模の「地上河」があります。
南方の柔らかな地形と、北方の山水特有の雄大で壮観な表情を持っているため、「小三峡」とも呼ばれています。
夏が涼しい龍慶峡は、冬は河川が凍りつきます。その期間が比較的長いので、毎年、氷を利用した氷祭りが開催されます。
具体的な観光情報は、番組の中で梁華さんが紹介してくれます。
実施日は2015年10月24日(土)
お問合せ・申し込み
担当者:梁(りょう)さん、蒋(しょう)さん
電話: 86-10-8522-8200 86-10-8522-8220
メールアドレス:lianghua@cits.com.cn、jiangping@cits.com.cn
いずれも日本語可
締め切り: 2015年10月22日(木)16:00(申し込みメール必着)
後半は、「中国ミニ辞典」今回は「山西省」をJALパック中国の王珊珊さんが紹介します。お楽しみに!(まとめ:任春生)
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