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9月4日 金曜日

2015-09-04 17:24:31     cri    

 1時間目:世界無形文化遺産・江蘇省昆山の昆曲

 1時間目は、世界無形文化遺産・江蘇省昆山の昆曲をご紹介します。

 中国の伝統的な戯曲・昆曲は、京劇などのルーツでもあると言われています。その発祥地は、江蘇省蘇州の昆山です。ここは、長江の南側にあり、長江デルタ地域の中心部、太湖の東岸に位置しています。上海から北西へ約50km、蘇州から東へ約35kmに位置します。

 この昆山で生まれた昆曲は、最初は特別な衣装や動きなどを伴うこともなく、歌だけの節回しでしたが、明朝(1573~1620年)の時に音楽、演出、演目などの面で体系が徐々に形づくられ、影響力を蘇州一帯から江蘇省、浙江省の各地に広げました。その後、清朝の康熙年間(1662~1722年)末までの百数年に昆曲は盛んに発展し、歌、舞、せりふなどの表現手段が互いに寄り添いあう総合的な芸術となりました。川劇(四川省の地方劇)や婺劇(浙江省の地方劇)、祁劇(湖南省の地方劇)、滇劇(雲南省の地方劇)、京劇など数多くの戯曲の形成や発展に重要な影響を与えたため、「百劇の元祖」と尊ばれています。

 「昆曲」は2001年に世界無形文化遺産に登録されました。今回の世界無形文化遺産めぐりの時間では、昆曲の簡単な歴史、表現手段などを紹介します。

 2時間目:昆山の観光とグルメ+中国ミニ辞典

 2時間目は、浙江省昆山の有名な観光スポット、周庄をご紹介します。地元のグルメは、有名な上海蟹や周庄の万三蹄を取り上げます。日本で知られる上海蟹は、なぜ昆山で養殖されているのでしょうか?答えは番組で!

 そして、「中国ミニ辞典」のコーナーでは、JALPAK中国事務所の張珊珊副総経理が、今月から中国東北地方を1省ずつ紹介していきます。今週は、中国の一番北に位置する省、黒竜江省を紹介します。「見に来てね!」の中国ミニ辞典、お楽しみに!(まとめ:任春生)

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