二十世紀は 戦争の世紀だった 満洲を切り拓こうと

　大陸に渡った日本人 その数二百万 撫順は炭鉱と荒野の中 満洲の街

　兵士１　大陸に夢を抱き「お国のために」と、義勇軍に志願したのは１６歳の時でした。

　　　　　何時もおなかがすいていたものです。軍隊では どなられ なぐられて・・・

　兵士の命は鳥の羽より軽く 馬よりも安く 軍隊は暴力が支配の世界

　開拓と炭鉱の坑夫たち 命は虫けらと同じ

　兵士１　だんだん自分が自分でなくなる恐怖を感じていました

　満洲は 飢えと寒さに向き合う 侵略の大地

　ナレーション　軍隊は、広い大地を蟻のように進軍していきました。

　　　　　　　「抗日軍が撫順の平頂山村を通って、炭鉱を襲った」との情報。

　軍人　なぜ日本軍に知らせなかった。 制裁だ！ 村人を集めろ。「写真を撮る」とでも言え！

　ナレーション　前の日の夜は、中秋節でした。