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チベット自治区 航空路線網充実へ

2015-08-12 15:21:34     cri    

 今年、チベット自治区は設立50周年を迎えます。この50年間でチベットの航空業も大きく発展しました。1965年3月に北京とラサを結ぶ航空路線(成都経由)が開通して以来、合わせて延べ2470万人以上の乗客が飛行機でラサ入りし、あるいはラサから飛び立ったということです。

 チベットの平均海抜は4000メートルを超えており、空気が希薄で「禁断の空域」といわれています。国の支持を得て、1965年3月、北京とラサを結ぶ初めての航空便が運営を始めました。今年上半期には、林芝と広州を結ぶ直行便や、ラサと杭州を結ぶ航空便(南充経由)、ラサと成都を結ぶ航空便(康定経由)など10本が運営を始めました。現時点では、ラサと国内外の38の都市を結ぶ航空会社9社の計58本の航空便が運営されています。

 チベット自治区で今年上半期、民間航空による旅客輸送量は155万人に達し、離着陸便数は1万6549便で、貨物•郵便物吞吐量は1万1909トンに上りました。

 2014年5月、国家民用航空局はチベット自治区の航空輸送事業の推進に関する意見書を公表しました。

 意見書はチベットを結ぶ国際航空路、およびチベットに対する支援地方17地方の主要都市と自治区を結ぶ航空路の開通を航空輸送企業に要請し、幹線便をローカル線空港に離着陸させ、できるだけ多くの便を自治区内の空港に離着陸させ、航空路線の緊密化を行い、幹線便とローカル線便の接続と共同運航(コードシェア)を強化させ、林芝空港を自治区第2の航空中枢として整備し、低コスト航空会社のチベット進出を推進させ、ラサと林芝両空港を拠点空港とするよう主要航空会社に要請しました。

 中央政府はあいついで30億元を拠出して林芝(米林)と阿里(昆莎)両空港を新しく建設しました。

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