チベットの宗教画・タンカ作品『釈迦牟尼』、『五方度母』、『観音』、『緑度母』の4枚がこのほど中国国家博物館に収蔵されました。
鮮やかな色の緞子(どんす)で表装され、掛けて祭られる宗教画の掛け軸であるタンカには1000年を超す歴史があります。タンカは宗教を題材にし、しかも携帯式のため、チベット民族からは「ポータブル仏像」とも呼ばれています。現在、チベットにはタンカの主要流派は3つあります。
中国国家博物館の収蔵品に選ばれた4作品はいずれもタンカ作品の名作で、色使いや、仏像の形、大きさのすべてが伝統ルールを守っているということです。
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