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1時間目は、世界遺産、江西省の廬山をご紹介します。
世界遺産めぐり、江西省の廬山
廬山は中国・江西省北部の九江市にある標高は1474メートルの山。長江の中流の南岸に位置し、ハ陽湖という中国最大の淡水湖に接しています。
洞窟、怪石、湖沼や瀑布、渓流などの美しい景色を楽しむことができ、その特徴は「雄」、「奇」、「険」、「秀」の四文字で表現されます。
観光の中心は廬山風景名勝区。ここにある牯嶺鎮は、清朝末期に建てられた別荘が多く残っています。現在も約600棟が残り、観光の目玉の1つになっています。観光客のほか、夏になると多くの人は、避暑のために廬山にやってきます。
また、夏にはよく雨が降ります。しかし、雨がやむと、山あいから霧が湧き上がり、この牯嶺鎮は霧に包まれ、ここを歩くとあたかも雲の上の天国を歩いているような感じがします。
歴代の文人墨客もここに遊び、その思いを詩などに託してきました。東晋(317~420年)以来、廬山を詠った詩は、李白、蘇東坡など4千余首にも達しています。
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