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担当:王小燕、白昊、高橋恵子
6月20日は旧暦の5月5日で、中国では「端午節」でした。今年の端午節は、どのように挨拶すればよいのかをめぐって議論が沸き起こりました。つまり、他の祝祭日のように、「楽しい端午節をお過ごしください」と挨拶してよいかどうか、専門家によっても意見が分かれています。議論の発端は・・・
さて、今週の「旬な話題」は6月12日に逝去した中国の英語国際放送で第一声を発したアナウンサー・魏琳さん(90歳)の生涯を紹介します。
魏琳さんは 1924年8月5日に上海で、銀行家の長女として生まれました。小学校を卒業した後、1936年に米教会系の女学校「上海中西女子中学」で中学、高校計6年間学びました。そこで英語のトレーニングを受け、原文で英語を読み解く力も身につけました。
一方で、大家族の中のいざこざに嫌気が指していた彼女は、巴金の小説やエドガースノーの『中国の赤い星』を読んだことにより、外の広い世界に憧れを抱くようになっていました。そうした中、1943年、19歳の夏に、ついに上海を脱出して、四川省成都への旅に出ました。そこで中国国民党系の中央大学英語学部に入学。ここで学ぶ内に、共産党の地下組織の関係者に出会い、新華社通信関連の英語通訳や放送をするようになりました。
1947年9月11日の夜20時40分に、魏琳の声で英語ニュース「XNRC陝北新華放送局」が放送されます。これが、後に新中国初の英語国際放送となりました。この歴史の生き証人である魏琳の生涯にスポットを当てます。写真は6月17日の告別式の会場。
「スペシャル・バスケット」では、高橋恵子アナが13日、先週の土曜日に参加した蘭州マラソンの模様をマイクリポートでご紹介します。
甘粛国際会展センターのスタート地点
距離表示&フォトジェニック
給水ポイントと沿道の応援
完走メダル
完走者に配られる蘭州ラーメン
なんとかゴール!
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