李克強総理は2日夜、湖北省監利県で会議を招集し、長江客船転覆のさらなる救援活動について方針をまとめた。新華網が伝えた。
李総理は出席者の発言を聴取した後、地方政府と当局、特に解放軍と武装警察部隊の活動と進捗状況を十分に肯定したうえで、救援活動の進展に伴い、任務は一層困難になると強調。今後の救援活動について6つの指示を出した。
(1)引き続き一分一秒を争い救出に全力を挙げる。一縷の望みでもあれば、決して諦めてはならない。今晩解放軍と地方政府の救援チームは徹夜で取り組み、潜水士は繰り返し潜水し、船室を捜索し、奇跡を目指すと同時に、救援者自身の安全も確保する必要がある。
(2)引き続き救援設備を集め、救援活動を強化し、科学的な救援を行う。
(3)引き続き医療関係者、特に心理ケア要員を招集し、負傷者の手当をしっかりと行う。
(4)乗客の家族へのケアをしっかりと行う。関係当局、地方政府は責任を担い、しっかりと細やかに取り組みを行い、家族一人一人をケアする必要がある。
(5)組織的メカニズムの統一が必要だ。前方、後方、中央、地方、軍は互いに調整・連携し、救援活動を行う必要がある。
(6)国務院は調査チームを設け、転覆の原因を調査し、明らかにする。「人民網日本語版」
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