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5月13日・見頃のバラを生でお届け

2015-05-19 15:46:58     cri    

 あちこちで遊んでいる内容ばかり書いてきましたが、本業は出だしのアナウンサーです! (*σ・ω・`*)研修でテレビ山梨にお邪魔してあっという間に2か月、少しずつ生中継に出ることができ、充実した毎日を送っています。
 そこで今回は、今見頃のバラを中継しに、ある隠れ家レストランへ行きました。またバラに詳しいコマツガーデンの小松おじいさんに、中国のバラを何種類か紹介して頂きました。

 瞬間風速が21.7m/sを観測した中、山梨県甲斐市にあるバラ園の中の隠れ家レストラン「ファンタンラトゥール」で中継の準備を開始。一般的には、本番の3~4時間前から中継現場に到着し、機材の準備や中継のリハーサルを行います。砂に「攻撃」されながら、このまま北京まで飛ばされるのではないかと思いつつ、リハーサルを続けました。
 スタッフが真剣に機材とカメラのルートを検討中。

 このレストランは咲き誇っている約300種類のバラに囲まれています。幻想的なバラの中庭を眺めながら、アフタヌーンティーやライトアップに浮かび上がるバラたちを愛でながら、ディナーを楽しむことが出来る場所です。また、小規模のパーティ、教室やウエディングなどのイベント会場にもなっています。経営しているのは、「マダムローズ」こと鈴木智恵さん。バラのように情熱的で素敵な女性です。

 中継は、皆さんの協力のもとで無事終了。

 バラと言えば、ヨーロッパやイギリスのイメージが強いのですが、実は中国・ヒマラヤ山脈がバラの誕生地と考えられます。中継現場にも多くの中国バラがあったそうですが、ドタバタして詳しく聞けなかったため、土曜日には1955年からバラの栽培を始めた大ベテラン――コマツガーデンの小松おじいさんのお庭にある中国原種のバラを紹介してもらいました。
 この庚申バラは中国から日本へ初めて入ってきた四季咲きの品種。これがあったからこそ、四季を通じて咲き誇る様々な種類のバラが栽培されたということです。

 ヴィリデフローラは珍しい緑のバラ!控えめに咲いていますが、中国的要素がたっぷりあり、ドライフラワーやクリスマスリースに最適のお花だそうです。

 そして赤胆紅心。一輪一輪の花が大きく、色も艶やかで、名前通り「国を愛する忠実な心」の意味を強く感じさせられるお花です。

 

 小松さんの話によりますと、バラは7世紀頃、イスラム帝国の成立と領土拡大に伴って分布地域を拡大し、ヨーロッパに入り、その後も11世紀から13世紀のキリスト教徒による遠征でアジアからヨーロッパに持ち込まれ、様々な新しい品種が生まれたそうです。聞けば聞くほど、バラの歴史に興味を持ちました。特に「これもバラなんですか」と思わせるお花が多くあり、一言でバラと言っても、イメージと違う品種が沢山あるのが面白かったです。例えばこの清らかなブータンのバラ――ロサブルノー二。

 今は各地でバラが見頃を迎えていますので、是非ロマンティックな世界へ行ってみて下さい。

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