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4月6日 月曜日

2015-04-06 12:17:10     cri    

一時間目、「ライフマガジン」と「北京暮らし」、桜友誼林VS牛街

<ライフマガジン>

 先月の末頃、南の江蘇省・無錫へ出張してきました。無錫の国際桜鑑賞ウィークの取材ですが、関連ニューや映像、そして動画番組はすでに日本語部のホームページにアップされていますので、興味のある方は是非アクセスしてご覧ください。また、今回の番組では、取材現場からのリポートや中日桜友誼林をご紹介しますので、是非お楽しみください

<北京暮らし・北京の町巡り>

 <北京暮らし>のシリーズコラム「北京の町巡り」でご紹介していきたいと思います。今回ご紹介するのは、古き良き北京の町・「西四」です。<北京の町巡り>には、古い町並み、いわゆる「老北京・古い北京」の風貌は欠かせません。今回ご紹介するのは、北京市最大の回族(ホイ族)の居住エリア、「牛街」です。

 「牛」にぎょうにんべんの「街(まち)」と書く「牛街」は、故宮の西に位置する西城区の南部にあり、宣武門外大街の西側にあります。この町には他民族とともに1万人余りのイスラム教徒・ホイ族が暮らしています。北京には、イスラム教を信仰するホイ族が約18万人おり、一般公開されているイスラム教寺院のモスクが40カ所余りあります。その中でも中国の古代建築とアラビア建築の特徴を合わせもつ牛街のモスクは北京の最大規模で最も歴史のあるイスラム寺院で、牛街のシンボルでもあります。曲線状のひさし、色鮮やかな柱や梁、光沢のある屋根瓦などから分かるように、建築デザインには中国の影響が見て取れます。西暦996年、遼の時代のアラブ人学者によって建てられたものだそうです。

 毎週金曜日の午後にはモスクで宗教儀式が行われます。朝早くから、1000人余りのムスリムが参拝にモスクを訪れます。イスラム教の教義に基づき、モスクでは毎日5回に渡って礼拝式が行われます。毎回少なくとも200人のムスリムが参加するということです。牛街のモスクの宗教活動には、北京で仕事をしているパキスタンやトルコ、アフリカ、中央アジア地域などからの外国人ムスリムも参加しています。このモスクは古くて厳かな印象を人々に与え、静寂に包まれ、整然としています。内部は清潔で、建物や庭の造りはまさに中国的で、均整のとれた美しい建築物が目を引きます。石碑や僧坊も中国的で他国のモスクとは一線を画します。

 このモスクを中心に広がる牛街には、イスラムカラーの緑色を基調とするイスラム建築が多くあります。食堂も同じくイスラム風です。また、牛街の道端には高く伸びた街路樹があり、住宅団地やイスラム式の建築が整然と一緒に並んでいます。このエリアには、先ほどお話したように主にホイ族が暮らしていますので、ホイ族の生活習慣を尊重するため、イスラム市場やホイ族病院、ホイ族の小中学校などが建てられています。地元の住民によりますと、昔、牛街は普通の町でした。道幅(みちはば)が狭く、2台の車がすれ違うことができませんでした。住宅は平屋で粗末なものでした。それが今では牛街のメーンストリートは幅40メートルに拡大され、住民も明るくて広い家に引越しました。また、立派なイスラム向けの市場も建てられ、買い物は非常に便利になり、全国にその名が知られるようになりました。

 ちなみに、「牛街」に行くには、地下鉄1号線ですと、「西単」駅で61番バスに乗り換え、「牛街」駅で降りれば着きます。地下鉄2号線を利用する場合は、「前門」駅から53番バスに乗り換えて「牛街」駅で降りれば着きます。では、また来週お会いしましょう。

二時間目 中華美人伝奇 第5回  三国篇

 古来より、「英雄も美人の関所には苦労する」と言われるように、英雄の背後には、美女が付き物です。中国の歴史上において、美女に関する言い伝えや物語は数多くあります。

 【ハイウェイ北京】、月曜日の2時間目はスペシャル・<中華美人伝奇>です。中国の歴史上において、有名な美女の物語を取り上げてご紹介します。今回は5回目として、中国の乱世・三国時代の3大美女、貂蝉(きょうせん)、蔡文姫(さいぶんき)、小喬(しょうきょう)の物語をご紹介します。是非お楽しみください。

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