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二時間目 わが故郷が一番素敵、青海省西寧市出身の馬成燕さんに聞く

2015-02-27 19:03:40     cri    


 二時間目は、西寧市とその周辺の観光地やグルメについて、北京第二外国語学院の大学院生・馬成燕さんに話を伺います。

 まずは青海省と西寧の名前についてご説明します。青海湖は「青い海」という意味で、「ここに青い海があるよ」と、省の名前にもなりました。「西寧」という名前ですが、歴史とかかわりがあります。前漢の有名な武将、霍去病が少数民族の匈奴を撃退して、そこを前漢と匈奴の境として、西部の安定と安寧を望んで、「西寧」という名前をつけたそうです。歴史上、シルクロードの南の道と「唐蕃古道」の要衝地です。青蔵鉄道が2007年に開通してから、チベット旅行が大ヒットで、もしチベット文化を体験しようと思ったら、青海チベット鉄道に乗って、青海省とチベット自治区を旅行するのをお勧めします。

 現地の有名な観光地といえば、いくつかあります。まずは青海湖とその近くにある鳥島と砂漠です。そして、昔、西寧の西北部にある中国初の核兵器、原爆と水爆の開発基地です。それから、チベット風の寺、タール寺という寺院もご紹介します。

 青海湖は中国最大の湖で、世界でも2番目に大きな内陸部の塩湖です。青海湖に行くなら、7月中旬から8月上旬までは一番いい時期です。その時、菜の花は咲き盛りで、澄み渡った青空の下に菜の花の畑を背景に青海湖を眺めるのが最高です。遊覧船に乗りながら風に吹かれて、遠方の雪山を眺めるのが想像するだけで気持ちいいです。鳥島と青海湖と近くて、春になるとそこで10万匹以上の渡り鳥があります。

 西寧市内より約30kmのところに大きな寺院があります。仏教のひとつの流派であるゲルク派の創始者ツォンカパが誕生したところで、ゲルク派六大寺院の一つです。 省内で最も規模が多き、知名度が高い、チベット仏教の寺院です。以前は4000人以上もの僧が在籍し、チベット仏教センターとして重要な位置を占めていました。現在は観光地として整備され、多くのお堂を見学することができます。 タール寺の三絶は、壁画、酥油花(バター彫刻)、タンカです…

 青海省の有名な食べ物といえば、チベット高原に住む少数民族の影響で、民族色が溢れる料理、たとえば、羊と牛肉の肉料理、ラーメン、バター茶などがあげられます。それらを全部食べられるところは西寧市内にあるグルメ街―水井町です。飲食店がズラリと並び賑やかです。

 羊の肉料理は肉の串焼き、直接手に取って食べる「手抓羊肉」が有名です。小麦粉が主な農作物なので、小麦で作られた食べ物がいっぱいあります。最も人気がある料理と言えば、「醸皮(ニャンピー)」です。「醸皮」は伝統的な軽食です。小麦粉のグルテンで作られたものです。醤油、酢・胡麻油などをまぜて食べます。 

 このほか美味しいものがまだあります。ヨーグルトです。ここのヨーグルトは自家製で、新鮮な牛乳で作られ、何の添加物も入れられません。青海省の美味しい料理は、まだまだたくさんあります。青海省を訪れたら、ぜひこのグルメ街で食べ比べてみてください…

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