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一時間目 わが故郷が一番素敵、瀋陽出身の趙鶴さんに聞く

2015-02-27 19:00:09     cri    


 一時間目は、瀋陽の観光地やグルメについて、瀋陽出身の中国外交学院の大学生・趙鶴さんに話を伺います。

 冬休みに入って、インターンシップで中国国際放送局日本語部に入ってきた学生がいますが、これらの学生は出身が全国各地なので、故郷には、有名な観光名所やグルメがあります。「中国の旅」では、学生をゲストとしてスタジオに迎えます。それぞれの学生に、故郷の有名な観光名所やグルメを紹介し、そしてアピールしてもらいます。今週は、瀋陽の観光地やグルメについて、中国外交学院の大学生・趙鶴さんに話を伺います。

 観光名所といえば、まずは、瀋陽駅です。1906年に満州鉄道(満鉄)の駅となり、1910年10月1日に太田毅の設計により赤レンガ造りの新駅舎が建設さました。建築様式については東京駅と瀋陽駅は外観や雰囲気が似ています。1950年に瀋陽駅に改名し定着しました。

 現在瀋陽では、瀋陽北駅を「北駅」と呼び、この瀋陽駅を「南駅」と呼びますが、瀋陽の街には瀋陽南駅が別にあります.現在でも瀋陽では、瀋陽北駅に次ぐ駅として現地の人々に利用されています。

 次の観光名所は張氏帥府です。張氏帥府とは、北方軍閥の首領・張作霖とその長男・張学良の官邸兼私宅です。「大帥府」・「小帥府」とも呼ばれています。

 1914年に完成し、総面積は約29.1k㎡で、そのうち東院・中院・西院からなる宅地は、27.6k㎡を占めます。

 中院は、別名参進四合院と呼ばれ、中国の伝統的な建築様式を採用しています。さらに、柱の彩りに東北・遼南地方の民族風味が垣間見られます。建物は南向きで「目」の字形になっており、面積は1.8 k㎡あります。

 東院には大小様々な花壇があり、北東の方向には関帝廟が建っています。西院は7棟の赤い建物から構成されていて、柳条湖事件の後、張学良の監督の下に建てられました。

 一番有名な観光行事は瀋陽国際氷雪祭です。中国東北地方での2大氷雪祭といえば、中国東北氷雪観光の一番と称される瀋陽棋盤山の瀋陽市国際氷雪祭と、パルピン国際氷雪祭が有名です。

 年に一度の瀋陽市国際氷雪祭は、非常に寒い瀋陽の冬季のイベントで最大のお祭りです。2015年中国瀋陽市国際氷雪祭は去年の12月27日に開幕し、2015年3月まで続きます。

 瀋陽のグルメといえば、一番の名物は老辺餃子です。今、東京の新宿にも支店があります。

 もう一つの名物は李連貴薫肉大餅です。李連貴薫肉大餅は1842年に創始され、創始者である李連貴が肉の選択と切り込み、スープの作り、小麦粉をこね、火加減など製造工程を見ることに専念して、みんなに愛される李連貴薫肉大餅を開発しました。

 瀋陽の有名なお菓子はサチマです。満州族の伝統的お菓子として、市民の生活には欠かせないお菓子でもあります。今は普通のスーパーでも買えますが、昔、満州族の人が自宅で作ります。伝統的な製作方法は氷砂糖、クリーム、油と小麦粉を混ぜて、そして火で焼きます。現在は卵やクリーム、小麦などを混ぜてから揚げるスタイルになっています。この時間では、是非、趙鶴さんの話をお聞きください。

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