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2月27日 金曜日

2015-02-27 19:04:11     cri    

一時間目 わが故郷が一番素敵、瀋陽出身の趙鶴さんに聞く

 一時間目は、瀋陽の観光地やグルメについて、瀋陽出身の中国外交学院の大学生・趙鶴さんに話を伺います。

 冬休みに入って、インターンシップで中国国際放送局日本語部に入ってきた学生がいますが、これらの学生は出身が全国各地なので、故郷には、有名な観光名所やグルメがあります。「中国の旅」では、学生をゲストとしてスタジオに迎えます。それぞれの学生に、故郷の有名な観光名所やグルメを紹介し、そしてアピールしてもらいます。今週は、瀋陽の観光地やグルメについて、中国外交学院の大学生・趙鶴さんに話を伺います。

 観光名所といえば、まずは、瀋陽駅です。1906年に満州鉄道(満鉄)の駅となり、1910年10月1日に太田毅の設計により赤レンガ造りの新駅舎が建設さました。建築様式については東京駅と瀋陽駅は外観や雰囲気が似ています。1950年に瀋陽駅に改名し定着しました。

 現在瀋陽では、瀋陽北駅を「北駅」と呼び、この瀋陽駅を「南駅」と呼びますが、瀋陽の街には瀋陽南駅が別にあります.現在でも瀋陽では、瀋陽北駅に次ぐ駅として現地の人々に利用されています。

 次の観光名所は張氏帥府です。張氏帥府とは、北方軍閥の首領・張作霖とその長男・張学良の官邸兼私宅です。「大帥府」・「小帥府」とも呼ばれています。

 1914年に完成し、総面積は約29.1k㎡で、そのうち東院・中院・西院からなる宅地は、27.6k㎡を占めます。

 中院は、別名参進四合院と呼ばれ、中国の伝統的な建築様式を採用しています。さらに、柱の彩りに東北・遼南地方の民族風味が垣間見られます。建物は南向きで「目」の字形になっており、面積は1.8 k㎡あります。

 東院には大小様々な花壇があり、北東の方向には関帝廟が建っています。西院は7棟の赤い建物から構成されていて、柳条湖事件の後、張学良の監督の下に建てられました。

 一番有名な観光行事は瀋陽国際氷雪祭です。中国東北地方での2大氷雪祭といえば、中国東北氷雪観光の一番と称される瀋陽棋盤山の瀋陽市国際氷雪祭と、パルピン国際氷雪祭が有名です。

 年に一度の瀋陽市国際氷雪祭は、非常に寒い瀋陽の冬季のイベントで最大のお祭りです。2015年中国瀋陽市国際氷雪祭は去年の12月27日に開幕し、2015年3月まで続きます。

 瀋陽のグルメといえば、一番の名物は老辺餃子です。今、東京の新宿にも支店があります。

 もう一つの名物は李連貴薫肉大餅です。李連貴薫肉大餅は1842年に創始され、創始者である李連貴が肉の選択と切り込み、スープの作り、小麦粉をこね、火加減など製造工程を見ることに専念して、みんなに愛される李連貴薫肉大餅を開発しました。

 瀋陽の有名なお菓子はサチマです。満州族の伝統的お菓子として、市民の生活には欠かせないお菓子でもあります。今は普通のスーパーでも買えますが、昔、満州族の人が自宅で作ります。伝統的な製作方法は氷砂糖、クリーム、油と小麦粉を混ぜて、そして火で焼きます。現在は卵やクリーム、小麦などを混ぜてから揚げるスタイルになっています。この時間では、是非、趙鶴さんの話をお聞きください。

二時間目 わが故郷が一番素敵、寧夏ホイ族自治区の西寧市出身のさんに聞く

 二時間目は、西寧市とその周辺の観光地やグルメについて、北京第二外国語学院の大学院生・馬成燕さんに話を伺います。

 まずは青海省と西寧の名前についてご説明します。青海湖は「青い海」という意味で、「ここに青い海があるよ」と、省の名前にもなりました。「西寧」という名前ですが、歴史とかかわりがあります。前漢の有名な武将、霍去病が少数民族の匈奴を撃退して、そこを前漢と匈奴の境として、西部の安定と安寧を望んで、「西寧」という名前をつけたそうです。歴史上、シルクロードの南の道と「唐蕃古道」の要衝地です。青蔵鉄道が2007年に開通してから、チベット旅行が大ヒットで、もしチベット文化を体験しようと思ったら、青海チベット鉄道に乗って、青海省とチベット自治区を旅行するのをお勧めします。

 現地の有名な観光地といえば、いくつかあります。まずは青海湖とその近くにある鳥島と砂漠です。そして、昔、西寧の西北部にある中国初の核兵器、原爆と水爆の開発基地です。それから、チベット風の寺、タール寺という寺院もご紹介します。

 青海湖は中国最大の湖で、世界でも2番目に大きな内陸部の塩湖です。青海湖に行くなら、7月中旬から8月上旬までは一番いい時期です。その時、菜の花は咲き盛りで、澄み渡った青空の下に菜の花の畑を背景に青海湖を眺めるのが最高です。遊覧船に乗りながら風に吹かれて、遠方の雪山を眺めるのが想像するだけで気持ちいいです。鳥島と青海湖と近くて、春になるとそこで10万匹以上の渡り鳥があります。

 西寧市内より約30kmのところに大きな寺院があります。仏教のひとつの流派であるゲルク派の創始者ツォンカパが誕生したところで、ゲルク派六大寺院の一つです。 省内で最も規模が多き、知名度が高い、チベット仏教の寺院です。以前は4000人以上もの僧が在籍し、チベット仏教センターとして重要な位置を占めていました。現在は観光地として整備され、多くのお堂を見学することができます。 タール寺の三絶は、壁画、酥油花(バター彫刻)、タンカです…

 青海省の有名な食べ物といえば、チベット高原に住む少数民族の影響で、民族色が溢れる料理、たとえば、羊と牛肉の肉料理、ラーメン、バター茶などがあげられます。それらを全部食べられるところは西寧市内にあるグルメ街―水井町です。飲食店がズラリと並び賑やかです。

 羊の肉料理は肉の串焼き、直接手に取って食べる「手抓羊肉」が有名です。小麦粉が主な農作物なので、小麦で作られた食べ物がいっぱいあります。最も人気がある料理と言えば、「醸皮(ニャンピー)」です。「醸皮」は伝統的な軽食です。小麦粉のグルテンで作られたものです。醤油、酢・胡麻油などをまぜて食べます。

 このほか美味しいものがまだあります。ヨーグルトです。ここのヨーグルトは自家製で、新鮮な牛乳で作られ、何の添加物も入れられません。青海省の美味しい料理は、まだまだたくさんあります。青海省を訪れたら、ぜひこのグルメ街で食べ比べてみてください…

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