李陽さん、遼寧省の盤錦市が一番素敵！

　中国東北地方の遼寧省盤錦市の一番有名な観光地といえば、「紅海灘」（赤い砂浜）です。なぜか紅海灘と呼ばれるというと、この紅海灘風景区は、世界最大規模の湿地帯にあり、総面積100平方キロメートルにあります。そこにはマツナという海藻の一種があります。その色は、4月、5月芽吹き始め、夏の間は緑、そして秋になると真っ赤になります。まるで赤い海のようです。そして、丹頂鶴など、多くの野鳥や生物がここに生息しています。ここは、観光客が盤錦市に来ると、必ず訪れる場所です。

　盤錦市には名物がたくさんあります。その中で、全国でも有名なのは二つあります。一つはお米です。これは盤錦市の代表的な農産物です。盤錦市は遼河デルタ地域に位置し、河が多く、気温もちょうどいいので、ここの自然環境は水稲の栽培にはとてもよいです。だからここで生産されたお米はとっても美味しく、全国でも知られています。2008年北京オリンピックの専用米にもなりました。日本の米もおいしいですけど、盤錦市のほうがもっと美味しいかと思われます。皆さん、盤錦市に来られたら、是非、お米を召し上がってくださいね。　　　

　もう一つの名物は、蟹です。皆さんが知っているのは、たぶん上海蟹でしょう、盤錦市にも蟹があります。味は上海蟹とほとんど同じですが、値段はかなり安いですよ。一番美味しい時期は秋です。毎年、10月の国慶節の連休の時、李陽さんは、必ず実家に帰って蟹を食べます。

　東北部の代表的な文化といえば、東北部特有の二人転という戯曲です。二人転は、中国の古典的な演劇や戯曲の形の一つで、男女2人がステージ立って、面白い会話や仕草をしています。民間ではとても流行っています。300年の歴史があったそうです。

　二人転の役者として有名になった趙本山さんは、日本の紅白歌合戦にあたる中国の春節聯歓晩会で、趙さんが十年連続出番しました。趙さんの番組はいつも春節聯歓晩会のクライマックスになります。

これから四川省の九寨溝に観光に行きたいです。九寨溝は空が青いし、水が透き通っていて、空気もきれいだし、とても美しいとこらだと聞きました。ユネスコの世界遺産にも登録されています。