1
|
一時間目 「国家追悼日」、採択の経過、北京大学にマンガ図書館?
木寺日本大使を案内する北京大学
外国語学院日本語系主任金勛
担当:王小燕、高橋恵子
先週の土曜日(12月13日)、国の主催により、1937年の南京大虐殺で殺害された人々を悼む行事が執り行われました。「国家追悼日」と称されたこの日は、2014年2月27日、第12期全国人民代表大会常務委員会で採択されたものです。「旬の話題」でその採択プロセスを振り返ってみます。
マンガ図書館入り口
後半の「スペシャル・バスケット」では、先日、北京大学で開設されたマンガ図書館閲覧室にスポットを当てます。
北京大学とマンガ?不釣合いに聞こえますが、実は、この閲覧室は北京大学と明治大学との大学間交流の一環として、5年がかりで実現されたものです。中国初の日本のマンガ専門図書館として開設されたここは、日本の文化を知る窓口としての役割、そして日本のサブカルチャー研究を育み、学生や研究者の研究や交流のプラットホームにしたいと期待されています。恵子アナが開設式に行って取材しました。
2時間目 JAL(日本航空)中国総代表・江利川宗光さん
中日の航空路開設は今年で40周年を迎えました。今週はその40周年を迎えたJAL(日本航空)中国総代表の江利川宗光さんにお話を伺います。中国と日本の空に直行便が飛ぶようになった年、江利川さんはまだ14歳の少年でした。今回のインタビューは、現在、JALの執行役員として活躍する江利川さんの仕事とプライベートにスポットを当ててお送りします。
高校時代、父親が外国で働いている同級生が見せてくれた写真に触発を受け、「将来、外国で仕事をしてみたい」と夢を抱くようになった江利川さん。大学では「ポルトガル語」を専攻し在学中、ブラジルに留学もしました。滞在中、一番忘れられない体験は何と「小学校での勉強だった」と振り返ります。そのわけは?
1985年、大学の卒業と共に江利川さんはJALに入社。順風満帆なサラリーマン人生の船出にも見えましたが、その年にJALのジャンボ機は御巣鷹山に墜落し、500名以上の尊い命が奪われてしまいました。そして、最近では、JALの経営破たん、会社再生という山あり谷あり。エリートサラリーマンに見える人生にも、様々な波風がありました。
プライベートでは、体の健康だけでなく、精神面にも良いという趣味があると言います。それは、30歳の時に出会った空手です。通ったのは少林寺流空手道錬心舘の今井道場です。24年間も通い続け、そして初めての海外駐在先の北京で、その支部まで立ち上げて活動を続けている江利川さん。空手と人づくりとの関係をどのように見ているのか。
詳しくはどうぞ番組をお聞きください。
【プロフィール】 江利川宗光さん
JAL日本航空執行役員 中国総代表
北京健康空手同好会、錬心舘今井道場北京支部長
1960年 群馬県前橋市生まれ
1979年 県立前橋高校卒業
1979年 東京外国語大学ポルトガル語学科入学
1981-82年 日本ブラジル青少年交流協会派遣留学生としてブラジル南部ポルトアレブレに留学
1985年 JAL日本航空に入社。成田空港旅客サービス部門、東京支店国際線予約課、本部・国際線マーケティング部門、大阪支店国際線セールスを経て、1999~2005年、JAL本社人事部。
2009年 JAL人事部長
2010年12月 執行役員、人事本部長
2013年4月から現職
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |