歴史的市街地

　20あまりの歴史的建築物とそれに隣接する広場や街は歴史的市街地として、400年の中国と西洋の文化が融合し共存してきたマカオの歴史を示している。2005年に媽閣廟、港務局ビル、三街会館（関帝廟）、大三巴牌坊（聖ポール天主堂跡）などが世界文化遺産に登録された。

博物館

　マカオには文化財が多くあり、各テーマの博物館が多様な文化を展示している。マカオ博物館、海事博物館、ワイン博物館、マカオグランプリ博物館などが有名。

公園

　マカオの公園はユニークで、蘇州園林の特色を持つ中国式の庭園もあれば、南ヨーロッパ式のものもある。ほかにもロープウェイが設置されていたり、生態保護をテーマにしているなどの特色がある。カモンエス公園(白鴿巣公園)、何賢公園、宋玉生公園などがある。

祝日行事

　マカオでは中国と西洋の伝統的な祝日のほか、毎年多くのイベントが行われている。マカオ芸術祭、マカオ国際ドラゴンボートレース、ハスの花の節句などがメイン。

エンターテイメント

　マカオには、ザ・ハウス・オブ・ダンシング・ウォーター（水舞間）やマルチメディアによる「ドラゴンズ・トレジャー」に代表されるように、ショーを開く娯楽施設が多くある。ここ数年の間にマカオでは建築物の遺跡に新しい文化アイディアパークが作られ、アートエリア「瘋堂斜巷」の瘋堂十号創意園、仁慈堂婆仔屋（藝竹苑）などが相次いで誕生している。