言語

　マカオの公用語は中国語とポルトガル語で、日常で中国語を使う住民は約94％、ポルトガル語は約0.7％で、英語やその他の言語がその他の住民です。

教育

　マカオでは幼稚園から高校まで15年間の無料教育が実施されています。、マカオ大学、マカオ理工学院、マカオ観光学院、マカオ保安部隊高等学校、私立のマカオ科学技術大学、マカオ都市大学、マカオ鏡湖看護学院など10の大学・大学院があります。

宗教

　マカオでの宗教組織と信者団体は200を超え、カトリック教の信者が3万人前後、キリスト教が約6000人で、その他宗教の信者は少数です。仏教、道教、観音信仰、媽祖信仰などの民間信仰も民衆の間で広く浸透しています。

文化

　マカオは西洋文化と中国文化が長期にわたって融合し、両方から影響を受けた建築物や宗教が共存し、異なる人種が調和の取れた関係を保つという多元文化を形成しているのが特徴です。マカオ歴史地区は、ユネスコ・国連教育科学文化機関から世界遺産に指名されています。

風習

　マカオでは中国の風習も西洋の風習も尊重され、住民から親しまれています。中国の祝祭日である国慶節、春節、中秋節、清明節、端午節、ポルトガルの建国記念日、西洋のクリスマス、ハロウィンなどは全て公休日となります。.

社会団体

　社会団体はマカオで重要な役目を果たします。現在登録されている6200を超える社会団体のうち、マカオ中華総商会，工会連合総会、街坊会連合総会、婦女連合総会、帰国華僑総会、中華教育会などが比較的影響力の大きい団体です。